2019年12月23日に拳四郎選手の7度目の防衛戦でIBF同級王者のフェリクス・アルバラートの試合が組まれていたのですが、フェリクス・アルバラート選手がデング熱にかかってしまったために、試合が不可能になってしまいました。
統一戦は無くなってしまいましたが、拳四郎の試合は無くならず、対戦相手を探していたところ、ペタルコリン選手との防衛戦が決まりました。
対戦相手が変わったことで、拳四郎選手のモチベーションが心配されますが、本人は、モチベーションの下がりはなく、キッチリと勝たせてもらうとコメントしています。
ペタルコリンのプロフィールと戦績一覧
Boxing gym pic.twitter.com/Jw390H1yuf
— randy petalcorin (@PetalcorinRandy) March 10, 2014
拳四郎選手の対戦相手となる、ペタルコリン選手はいったいどんな選手なのでしょうか?
プロフィール
名前:ランディ・ペタルコリン
生年月日:1991年12月31日(27歳)
国籍:フィリピン
身長:160cm
リーチ:162cm
スタイル:サウスポー
ランディ・ペタルコリン選手の戦績
プロ戦績で、33戦29勝22KO 3敗1分けといった堂々とした戦績の持ち主です。
デビュー戦は2009年3月に行い2R 2分52秒 TKOで勝利をおさめてから、快進撃が始まります。
2011年6月ABCOコンチネンタルライトフライ級決定戦で王座獲得
2011年8月PABAライトフライ級暫定王座決定戦で暫定王座獲得
2012年4月PABAライトフライ級正式王座が返還されたために、PABAライトフライ級王座決定戦を行い王座を獲得
2013年2月PABAライトフライ級王座防衛戦で2度目の防衛
2013年11月PABAライトフライ級お座防衛戦で3度目の防衛
2014年8月WBAライトフライ級暫定王座決定戦で王座を獲得
2015年4月WBAライトフライ級王座決定戦で、初防衛
2016年4月WBCフライ級シルバー王座決定戦で敗戦
2016年12月IBFパンパシフィックライトフライ級王座決定戦で王座獲得
2017年2月ノンタイトル戦10回戦を行い、7回TKO勝ち
結構な戦績です。
ライトフライ級一貫で戦い続けているのは、ベストな体調管理がライトフライ級なのでしょう。
現在のペタルコリン選手は
WBA:8位
WBC:14位
IBF:5位
WBO:11位
この2年間で、ランキングダウンしているのが気になりますが、試合を行っていない関係もあるのでしょう。
拳四朗vsペタルコリン戦の予想
— randy petalcorin (@PetalcorinRandy) February 28, 2014
拳四郎選手とペタルコリン選手戦ではどのような展開になるのでしょう。
ペタルコリン選手の実績を見れば、KO率が高いです。
サウスポーを生かしてのKO劇なのだろうが、拳四郎選手の前後左右に揺さぶるスタイルのボクシングに対応しきれるかは、序盤は対応するが中盤以降は厳しいでしょう。
それに、ペタルコリン選手は打ち合いになると、どうしてもパンチから目を離す癖がありさらに体を丸めて後退してしまうところが多いです。
KOは確実に自分の距離で足場をきちっと決めた時の威力は半端がなさそう。
これを、食らってしまうと、拳四郎選手でも危ない一面があるかも。
どの団体でも上位にランクしているだけ、しつこいボクシングをしてきそうです。
拳四郎がどこで、仕留めに入るのかも注目ですが、もしかすると判定までもつれ込む可能性もありそうです。
ペタルコリン戦に対するネットの反応
11日、7度目の防衛戦に臨む寺地拳四朗選手が練習を公開しました。「もらわずにパンチを当てて圧倒する姿を観てもらいたいです」
12月23日(月)よる7時からフジテレビ系列全国ネット生中継!
『マイナビスペシャル村田諒太vsバトラー&八重樫東・寺地拳四朗トリプル世界戦』 pic.twitter.com/sgDr7fo1i0— FUJI BOXING (フジボクシング) (@fujitv_boxing) December 12, 2019
2019年12月23日に行われる拳四郎vsペタルコリン戦をファンの方々はどう思っているのでしょう。
拳四郎選手にかなりの期待がかかっているコメントが多いです。
参考:https://bit.ly/36st4GW
まとめ
12月23日に行われる、拳四郎vsペタルコリンについて紹介してきました。
昔から、フィリピンのボクサーは意外と強いですから、拳四郎選手もかなり侮れないと感じていることでしょう。
ペタルコリン選手は27歳ですから、年齢的にもピークを過ぎたあたりの年齢でしょうが、KO率の高さは半端ありませんから、左の1発をもらわなければ、確実に拳四郎選手の勝ちの可能性は高いでしょうね。