ウィンブルドン選手権少年男子シングルスで、望月慎太郎が、日本人男子選手として初めてグランドスラムジュニア部門シングルスで優勝の快挙を成し遂げました。
この快挙への海外の反応と彼の出身地・経歴情報とともに、この半年の飛躍のきっかけに迫ってみたいと思います。
望月慎太郎の海外の反応
望月慎太郎の快挙
ウィンブルドン選手権少年男子シングルス(2019年7月)決勝戦で、望月慎太郎(ジュニア世界9位、16歳)がC.ヒメノ・ヴァレロ(同49位18歳、スペイン)をストレートで破り、日本人男子選手として初めてジュニア部門シングルスで優勝の快挙を成し遂げました。
この結果、望月慎太郎は、日本人男子選手として初めてジュニア世界ランキング1位となりました。
望月と同じ米フロリダ州のIMGアカデミーで成長した錦織圭でも2006年7月の7位が最高という記録です。
昨年末には、ランキング122位と、全豪オープンジュニアにも参加できなかったほとんど無名の望月のこの僅か半年での驚異の躍進です。
公表日 | 世界ジュニアランキング | 結果 |
---|---|---|
2018/12/23 | 122 | 全豪オープンジュニアに参加できず |
2019/1/20 | 34 | 1/19コーヒーボウル(コスタリカ):優勝 |
2019/6/9 | 15 | 6/8全仏オープンジュニア:ベスト4 |
2019/6/30 | 10 | 6/29ジュニアノッティンガム:優勝 |
2019/7/7 | 9 | 7/5ローハンプトン(G1:)3R |
2019/7/15 | 1 | 7/14ウィンブルドンジュニア:優勝 |
6/29の初めてのローンコートであるジュニアノッティンガムでの優勝など、シャイな見かけとは異なり、試合度胸も相当ありそうです。
プレースタイルは柔らかなボレーと、豪快なスマッシュという多彩で攻撃的なものです。
本来の才能と渡米で培った体験・努力が実を結びつつあると考えられます。
GSジュニア優勝・1位の海外の反応
海外のファンもこの快挙に賞賛を惜しみません。
突如として現れたホープに早くも錦織圭に続くことを望んでいるようです。
望月慎太郎の出身地・経歴
2003年6月2日生まれ、神奈川県川崎市出身の16歳。175センチ、64キロの体格と小柄です。
3歳でテニスを始め、
2014年 全国小学生ベスト4。
2014年:全日本ジュニア12歳以下 3回戦敗退
2015年:全国選抜ジュニア12歳以下 ベスト8
2015年:小学生テニス選手権 ベスト8
2016年:「盛田ファンド」の奨学生として米国のIMGアカデミーに留学し、ここに所属する錦織圭と共に練習した。
今回の全仏、ウィンブルドンでも、錦織圭の練習パートナーに指名されていました。
先に見ましたように、今年に入ってからの、驚異の快進撃は眼を見張るものです。
まとめ
望月慎太郎の海外の反応と出身地・経歴情報をまとめました。
半年前には想像もできなかった今回の快挙です。
望月慎太郎は、着実にレベルを上げているようですので、このままの勢いで成長し、早くシニアで実績を上げてもらえればと願います。
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