令和最初の甲子園大会となる第101回高校野球・夏の甲子園2019。晴れの代表校が各地で連日決定しています。
全国でも一足早く、21日に県大会優勝し代表に決まったのが沖縄尚学高校です。沖縄尚学のメンバー2019や出身中学は?監督はどんな方なのでしょうか。チームの注目ポイントともにまとめました。
=目次=
沖縄尚学野球部の出身中学メンバー
夏の甲子園は5年ぶり8度目の出場となる沖縄尚学。春のセンバツ大会では過去に2度全国制覇を遂げている県内屈指の名門、強豪野球部でもあります。
野球部主要メンバー2019のうち、中心となっているのが主将の水谷留佳(みずたに・るか)選手。身体能力が高く、1年から4番を任される強打者です。
メンバー2019の出身中学一覧は以下の通り。県外の出身者は意外と少ないようですね。
背番号 | 選手 | ポジション | 学年 | 出身中学・チーム | 投/打 | 身長/体重 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 仲村渠春悟 | 投手 | 3年生 | 北谷ボーイズ | 左/左 | |
2 | 岡野真翔 | 捕手 | 3年生 | 浦添ボーイズ | 右/右 | |
3 | 島袋皓平 | 内野手 | 2年生 | 那覇市立仲井真中 | 右/右 | |
4 | 水谷留佳 | 内野手 | 3年生 | うるま東ボーイズ | 右/左 | |
5 | 與谷友希 | 内野手 | 2年生 | 豊見城ボーイズ | 右/右 | |
6 | 山下航平 | 不明 | 3年生 | 豊見城ボーイズ | 右/左 | |
7 | 吉里和己 | 不明 | 3年生 | うるま東ボーイズ | 右/両 | |
8 | 神里航平 | 外野手 | 3年生 | 大矢ベースボールクラブ | 左/左 | |
9 | 奥原海斗 | 外野手 | 3年生 | 宮古島市立北中 | 左/左 | |
10 | 比嘉大智 | 不明 | 3年生 | 北中城村立北中城中 | ||
11 | 永山蒼 | 不明 | 2年生 | 八重瀬町立東風平中 | ||
12 | 高良魁 | 内野手 | 3年生 | 豊見城市立長嶺中 | 右/右 | |
13 | 崔哲瑋 | 外野手 | 2年生 | 右/右 | ||
14 | 久高塁 | 不明 | 2年生 | うるま東ボーイズ | ||
15 | 蔵元賢人 | 不明 | 2年生 | うるま市立与勝中 | ||
16 | 玉城飛斗 | 不明 | 3年生 | 糸満市立西崎中 | ||
17 | 知念琉華 | 不明 | 2年生 | うるま市立与勝中 | ||
18 | 笹木慎ノ介 | 不明 | 3年生 | 与那原町立与那原中 |
では沖縄尚学野球部監督はどんな方なのか、次にみてみましょう。
沖縄尚学野球部の監督情報
沖縄県内の出身中学がほとんどのメンバー2019を率いる沖縄尚学監督は、比嘉公也さんです。
沖縄県出身・37歳の比嘉監督は沖縄尚学高が母校。高校時代はエースとして活躍。3年のセンバツ甲子園では準決勝で強豪PL学園を延長で下し、見事全国制覇を成し遂げました。
高校卒業後は愛知学院大に進みますが、ケガのためプレーができず学生コーチに。大卒後は沖縄県庁に入り、2006年から沖縄尚学野球部監督に就任しました。
その2年後の08年春のセンバツで、沖尚は二度目の全国制覇を達成。その時のエースが、現在NPBソフトバンク先発陣の一人・東浜巨投手です。
比嘉監督はこのように、選手としても監督としても甲子園優勝経験がある「甲子園を知り尽くした」指導者。今夏はどこまでチームを導くか、采配が必見です。
沖縄尚学野球部の注目ポイント3つ
出身中学一覧付きメンバー2019と比嘉監督の経歴もご紹介した、今夏沖縄県代表の沖縄尚学野球部。5年ぶりになる久々の甲子園の舞台に臨むチームの注目ポイント3つを挙げてみました。
1、チームまとめる水谷主将
4番に座る打線の中心・水谷主将。3年生の最後の夏に、ついに入学後初めて甲子園切符をつかみました。
1年生から4番を打つ牽引役だっただけに、これまで甲子園に出られず責任も感じていた水谷主将。もがきつつも「自分に自信を持とう」と必死に先頭に立ち続け、最後に最高の結果につなげました。
甲子園でもどんなリーダーシップを見せるのか注目されます。
2、形になった投手陣
背番号1を付けるピッチャーの柱・比嘉大智選手は長くケガでマウンドから離れていましたが、この夏ようやく復帰。その間エースを務めていた仲村渠投手とリリーフの永山投手の3人で、しっかりした継投の形ができてきました。
県大会決勝でもこの3投手のリレーで勝ち切り、勢いのままに甲子園へ臨むことができそうです。
3、「自立の勝利」求める監督
4年も甲子園から遠ざかる間、比嘉監督は選手に「自立」を求めてきました。監督のチーム力評価は5段階の3と厳しめ。かつての常勝野球部復活へ「自立して勝ち方を知る」ことを促します。
その期待通り、沖縄県大会では1試合ごとに勢いが加速。特に決勝でプロ注目の興南・宮城投手を攻略し、8点を奪ったことで、監督は「これを自信に変えられる」とうなずいていました。
素晴らしい試合でした。優勝したのは沖縄尚学。延長13回、3時間49分の熱戦でした。敗れた興南もすごかった。沖縄の高校球史に残る一戦でした。両チームの皆さん、本当にお疲れ様でした。最高の決勝戦をありがとう!! pic.twitter.com/an7d7uCSvH
— 沖縄タイムス高校野球 (@okinawa_kouya) July 21, 2019
沖縄尚学野球部のネットの評価は?
出典:twitter
まとめ
沖縄県大会決勝・沖縄尚学vs興南は壮絶な延長戦となりました。興南はU-18日本代表にも選ばれた屈指の左腕・宮城投手が連日1人で投げ続ける奮闘。
一方沖尚は3回から永山投手が救援。二人で延長10回まで緊迫の無安打の投げ合いを演じます。
両チーム引き離しては追いつく展開の末、最後は沖尚・水谷主将が押し出し四球を選び勝ち越し。執念で優勝をつかみました。
前評判以上に成長を見せた沖縄尚学。今の野球部全員にとっては初めての甲子園でどんな躍動を見せるか楽しみです。
▼ バレーボール日本代表戦をネット生中継で見るならFOD! ▼ >>FODプレミアムの登録の仕方<<
1、必要なのはAmazonアカウント。クレカ情報があれば作れます
2、FODアプリでもPCからでも見ることが出来ます!
3、1ヶ月は無料で見ることが出来、途中で解約も可能
注:毎月8が付く日に2クリックで400pointもらえますのでリマインダーしておくのを忘れずに!