2019年12月23日にボクシングのトリプル世界戦が横浜アリーナで行われます。
その1つが、IBFフライ級チャンピオンのムザラネに挑戦するのが、元3階級制覇した、八重樫東選手です。
2年半ぶりの世界戦になるのですが、八重樫東選手について周辺がざわついています。
それは、八重樫東選手がパンチドランカーではないのか?という疑惑です。
すでに年齢も、37歳であるために、日本国内での試合は今回が最後になると思われ、勝っても負けても引退するのでは?とも言われています。
八重樫東はパンチドランカーなのか
21日、会見後の写真撮影のひとコマ。以下は“想像”です。
「村田の隣、並びたくないなぁ。だってデカイんだもの」(八重樫)
「なに言ってるんスか~“ヤエちゃん”(笑)」(村田)
「へ? なんのことですか?」(拳四朗)トリオそれぞれのキャラが見えたワンシーンでした(^-^)v pic.twitter.com/PZqjd98WHj
— ボクシング・マガジン(毎月15日発売❗) (@boxing_magazine) December 21, 2019
八重樫東選手は、常に前に出るボクサータイプなので、試合後には顔を腫らせていることが多いです。
ファンの間からも、八重樫東選手はすでにパンチドランカーなのでは?という声も上がっています。
ボクシングは常に頭を殴打されることから、脳にダメージが蓄積されることになります。
八重樫東選手はアマチュア経験も豊富な選手なだけに、脳へのダメージも相当蓄積されていると考えている方も少なくないでしょう。
現在のところ八重樫東選手にパンチドランカー独特の症状が出ていないことから、パンチドランカーにはなっていないことになります。
いつパンチドランカーの症状が出てもおかしくないので、心配するファンの方には、試合での勇姿を見ていてもヒヤヒヤしているはずです。
パンチドランカーの定義
ありがとうございます!!!
勝つ( ・ㅂ・)و ̑̑ https://t.co/YZFRGRdOaP— 八重樫東 (@yaegashi0225) December 10, 2019
パンチドランカーの定義という確定的なものは、選手が死亡した後に解剖で脳の萎縮度を測ることでしか、現在のところパンチドランカーだったと確定した診断がされないことになっています。
現在言われているのは、頭部に衝撃を受けることで外傷性脳損傷という病名が診断されることが多いです。
症状は4段階に分かれています。
1. 頭痛・痺れ・どもり・バランス感覚の喪失
2. うつ・攻撃性や怒り・短期間の記憶障害
3. 認知障害(記憶障害・集中力障害・認識障害・判断力低下・混乱など)
4. 本格的な認知症の発症・パーキンソン病の発症
これ以外にもいろいろな症状が出る可能性もあります。
これらの、症状がボクサーや格闘家の方で起きているという場合にはパンチドランカー(外傷性脳損傷)と診断されることになるのです。
八重樫はパンチドランカーではないかという声
水抜き完了!後は明日の計量までじっとしてるだけ🧘♂️サウナより半身浴のが落ちるような気がする🔥
12月23日世界戦の八重樫さんと!
お忙しい所、ありがとうございました!! pic.twitter.com/ylXWyYv7an— 保田 克也 (@katsuyakatsu) November 30, 2019
ファンの方や専門家の方の中には八重樫東選手に対してパンチドランカーではないのか?という声が、あがっていることも確かです。
多くの方が八重樫東選手に対しての心配の声とも感じます。
2017年IBF世界ライトフライ級タイトルマッチで、八重樫東選手が1R2分45秒でTKO負けを喫したことが発端となっているようです。
その後のインタビューにも答えずに、控室に入ってしまったことで、もしかしてという疑念がもちあがっています。
などの声が多く、八重樫東選手にパンチドランカー症状が出る前に引退してもらいたいという声が多く出ています。
過去パンチドランカーとなったボクサー達
いつもありがとうございます┏○ペコ https://t.co/3smzlL6tQH
— 八重樫東 (@yaegashi0225) November 30, 2019
パンチドランカーの多くはボクサーがなる症状が多く、現役選手の20%が抱えている問題ともいわれています。
また、ボクシング以外にも総合格闘技やアメフトなどでも発症する可能性があることがわかっています。
ルール上、ボクシングのみが頭部と胸への打撃しか認められていないことから、一番発症率が高いと考えられます。
過去にパンチドランカーとなった選手
モハメド・アリ
シュガー・レイ・ロビンソン
高橋ナオト
たこ八郎
佐竹雅昭(空手)
前田宏之
ゲイリーグッドリッジ(k-1)
など多くの選手が、パンチドランカーの症状に悩まされており、すでにお亡くなりになっている方も含め、認知機能やバランス障害・手足のしびれなどの障害で悩んでいるのが現状です。
ネットの反応
【ボクシング】八重樫東、王者ムザラネに「全てをぶつける覚悟。きっと自分の手が上がる」#八重樫東 #ムザラネ #MorutiMthalane #ボクシング #boxinghttps://t.co/GnlhwskCBj
— eFight(イーファイト)格闘技情報 (@efight_twit) December 21, 2019
毎試合ハードな打ち合いを信条としている八重樫東選手に対してネットの反応はどうなのでしょうか?
八重樫東選手のファンの方は4階級制覇を目指してもらいたいとの一心のようです。
参考:https://bit.ly/2riF8vx
まとめ
八重樫東選手はパンチドランカーなのか?などについて紹介してきました。
パンチドランカーというと、たこ八郎さんを思い出しますね。
あしたのジョーのモデルと言われている方でしたから、日本チャンピオンには輝いています。
ボディの弱さからどうしても頭の防御が薄くノーガードで戦っていたこともあったと思います。
ただ、八重樫東選手はまだパンチドランカーの症状が出ていませんが、今後どうなるかはわかりません。
今後も選手生命を続けるなら、アウトボクシングにスタイルを変更すべきではないかと感じます。