東京マラソン2019がまもなく3月3日に迫りました。4万人近い市民ランナーや招待選手らが一斉に首都を駆ける東京マラソン。是非沿道で応援したいものですが、その際、防寒具などとともに必須なのが「スマホの専用アプリ」です!
大変便利なマラソン応援のためのアプリとは?インストールが必須な理由やその使い方などをまとめました。
東京マラソンを応援するならアプリが必須!
4万人近いランナーたちが一斉にスタートする「マンモス大会」、東京マラソン。出場する知り合いや家族らをぜひ沿道で間近に応援したいと思っても、人混みが凄すぎて、一体本人が今どこにいるのか、目視だけで探すのは非常に困難です。
探しているうちに「ゴールしちゃってた」などということになっては大変。そこで、東京マラソンのような大規模な大会では、スマホアプリが必須になります。
これは東京マラソン参加ランナー全員のシューズに取り付けられた計測チップを捕捉して、選手の位置情報を表示するシステム。スマホの地図上に、お目当てのランナーが今どのあたりを、どのくらいの速さで走っているかが表示されます。
これが分かれば、電車などを利用して少し先回りして、ランナーが近づくまで待ち、沿道で顔を見ながら声をかけて応援することもできます。
計時チップはランナーのタイムを正確に記録するためのもので、ランナーがエントリー後に受け取るゼッケンナンバーや登録する氏名とも連動しています。
「Google Play」や「App Store」で無料で取得できるこれらのアプリには、「応援navi」や「東京マラソン財団公式アプリ」(ランナーアップデート機能)があります。
なお「応援navi」は大会当日午前9時以降に使用できるそうです。応援を予定されている方は、これらのアプリを事前にインストールし、スマホの充電もしっかり行って臨むことがお勧めです。
ランナーアップデートの使い方は?
ではこの東京マラソン応援アプリやランナーアップデートとは、どのように使うのでしょうか。
「応援navi」は、各選手の計測地点の通過タイムやペースを元に、位置を予測する仕組み。現在の予測位置と各地点での予測タイムがリアルタイムで表示されます。
大会が終わった後には、リプレイモードで当日の大会の様子が地図上に再現できたり、タイムや順位の確認もできるそうです。
使い方は、アプリで大会名を選択。さらに選手検索画面で、ゼッケン番号か氏名を入力します。すると選手名が表示されますので、タップして登録すれば、予測位置が表示される仕組みです。
検索は氏名でもできるようですが、4万人もいると同姓同名の可能性もなきにしもあらず。友人や家族が出場される方は、ぜひ事前にゼッケン番号を聞いておくのがベターといえそうです。
寛太くんがペース良く動いてると(あともう少しだ!がんばれ!)ってなるしペース落ちて止まりかけてると(あああ無理しないで!)と陰ながら応援できる応援naviというアプリ滅茶苦茶良い。 pic.twitter.com/hIhwXYG5BV
— ゆり (@lily__bonzin) February 26, 2017
東京マラソン応援に関するネットの反応
出典:twitter
まとめ
今年の東京マラソンは来年の五輪の「前哨戦」といえます。昨年の同大会で日本記録を16年ぶりに塗り替えた設楽選手は体調不良で残念ながら参加しませんが、初出場の現日本記録保持者・大迫選手は意欲的なようです。
東京マラソンは世界最高峰シリーズ「ワールド・マラソン・メジャーズ」の一つ。高速コースでもあり、東京五輪代表選考会の出場権争いも終盤を迎える中、タイムには例年以上に注目が集まります。
日本橋や浅草、銀座を回るコースは五輪本番と重なる部分も多く、トップ選手も市民ランナーにとっても、似たような雰囲気を味わう貴重な経験の場にもなりそうです。
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