ボクシングWBA世界ライトフライ級2位の木村翔選手が26日、中国・撫州市で、同級王者カルロス・カニサレス選手に挑戦します。
元WBOフライ級王者の木村翔選手は、今回1階級落としての世界再挑戦。勝てば〝令和初〟の日本人世界2階級制覇となります。
木村vsカニサレス戦の日本時間での放送予定や、試合の予想をまとめました。
木村翔vsカニサレスの放送と日本時間
木村翔選手は埼玉県出身の30歳。中学からボクシングを始めましたが、一旦やめて23歳で本格再開。プロデビューは20代半ばという遅咲きの右ボクサーファイターです。
2017年7月、中国・上海でWBOフライ級王者・鄒市明選手に挑んで11回TKO勝ちし、アウェーの敵地で見事王座を獲得。これは36年ぶりに海外で日本男子が世界王者になった快挙でした。
2度防衛後の昨年9月、当時2階級制覇王者の田中恒成選手の挑戦を受け、判定負けで王座から陥落。木村翔選手の戦績は22戦18勝(11KO)2敗2分です。
今回の「木村翔vsカニサレス」戦が行われる中国・撫州市は、福建省や広東省に近い、中南部の内陸に位置する江西省にあります。
中国と日本の時差は1時間(日本が1時間先)ですので、ほぼ時差なく観戦できます。木村vsカニサレス戦はBS放送WOWOWで、日本時間26日(日)夜8時ごろから生放送されます。
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番組によりますので注意。
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・11/23 ワイルダーvsオルティス
・11/23 ネリvsロドリゲス
・11/16 20:00 マスカレードホテル
等の生中継や映画も視聴可能!
ではこの試合の展開予想はどうでしょうか。
5月26日 中国🇨🇳抗州にて、WBAライトフライ級チャンピオン カルロス カニサレス🇻🇪に挑戦します
またこの機会を作ってくれたチームに感謝
必ずベルトを巻いて日本に帰ります🇯🇵
皆さま応援宜しくお願い致します#ボクシング #boxing #世界戦 #WOWOW #CCTB5 #返り咲く #世の中勝ったもん勝ちだろ pic.twitter.com/5tbb7hwi2S— 木村翔 sho kimura (@sho_kimura1105) 2019年5月6日
決戦地中国に到着して、乗り継ぎの為にターミナル移動!
WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ#木村翔 pic.twitter.com/Kj31aDWVxr— Shozen (@syoozen) May 23, 2019
カニサレスとは?
お隣中国での世界戦とあって、日本時間の放送もストレスなく見られそうな木村翔vsカニサレス戦。
木村翔選手が2階級制覇に挑む王者のカニサレス選手とはどんなボクサーでしょうか。
カニサレス選手はベネズエラ生まれの28歳で、スタイルはオーソドックス。14年にプロデビューし、WBAラテンアメリカ・ライトフライ級王座などを獲得後、16年にWBA同級王者田口良一選手に世界初挑戦しますが、判定負け。
昨年3月、空位となったWBA同級王座決定戦で小西伶弥選手と戦い、判定勝利で王座を獲得。木村戦が二度目の防衛戦となります。戦績は22戦21勝(17KO)1分です。
世界タイトル戦のこれまで2試合は判定となりましたが、その他の試合では前半ラウンドでのKO勝利がほとんどというハードパンチャーでもあります。
では、次戦の「木村vsカニサレス」の試合内容を予想してみましょう。
Carlos Cañizales became the new World Boxing Association (WBA) Light Flyweight champion after defeating Reiya Konishi by UD. https://t.co/UGuQJpSxkF pic.twitter.com/nSMikDMCAZ
— WBA Boxing (@WBABoxing) March 19, 2018
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木村翔vsカニサレスの予想をしてみた
日本時間26日夜の放送が必見の木村翔vsカニサレス戦。ファンや専門家の予想では、序盤からかなりの打ち合いになる可能性があるようです。
木村選手はパンチが強いファイターとして有名。中間距離から高くガードを上げて前進、相手ガードの上からでも構わずワンツー、左右フックを振り回すパワーヒッターです。しかも12ラウンドそれを続けるスタミナも十分。
一方の王者カニサレス選手も重いパンチを振り回す強打が特徴。これまで多くの試合でスタミナ度外視で序盤からラッシュし、前半でのKO勝利が非常に多いことで知られます。
このため後半には疲れも見えるとされますが、動きの速さは終盤まで衰えず、世界戦を戦った田口、小西両選手も手こずったようです。
木村・カニサレス両選手ともアウェーの試合が多いこともあり、次戦は「似たスタイル」同士、まさに我慢比べの壮絶な打撃戦も予想されそう。〝瞬き禁止〟になるのは間違いなさそうです。
木村翔vsカニサレスのネットの予想
出典:twitter
まとめ
今回の木村vsカニサレス戦は、メインである数少ない中国人王者・徐燦選手(WBAフェザー級)vs久保隼選手(元WBAスーパーバンタム級王者)のアンダーカード。同日は、日本の元王者2人が返り咲きを狙う「ダブル世界戦 in China」となります。
プロボクシングではかつて「後進国」だった中国でも、徐々にプロが育ちボクシング熱が盛んに。木村選手はこれまで香港、上海、青島など既に何度も中国で試合をこなしており、中国人ファンの間ではもはや有名人。
撫州市は日本からは10時間以上かかる遠方ですが、木村選手は「ホームだと思っている。慣れているし大丈夫」と全く意に介してない様子。階級下げによる減量が順調なら、先日の井上尚弥戦に続くエキサイティングな1戦が再び見られそうです。
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