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ウーバーリの戦績と井上尚弥・拓真との比較「ネリがKOした同じ相手に圧勝!」「手数と連打が結構すごい」

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ボクシングWBC世界バンタム級王者ウーバーリ選手(フランス)が、6日にカザフスタンで初防衛戦を行い、同級15位ビジャヌエバ選手(フィリピン)を下しました。

バンタム級といえば「WBA・IBF王座統一戦」ともなる井上尚弥選手とドネア選手のWBSS決勝が注目の的。そしてWBO王者テテ選手、WBCには暫定王者である尚弥選手の弟、井上拓真選手もいます。

自らの不祥事で失ったWBC王座奪還を目指す実力者ネリ選手も次戦を控えるなど、今後の動向が気になるバンタム級戦線。

今回初防衛を果たしたウーバーリ選手とは?その戦績や尚弥、拓真選手との比較をまとめました。

ネリ選手はまずパヤノ戦突破が必須!負けると王座は一気に遠のいちゃうよ…

ウーバーリの戦績と特徴

ノルディ・ウーバーリ選手はアマチュアボクシング出身。北京、ロンドン五輪に出場経験があり、2007年の欧州選手権と世界選手権ではいずれも銅メダルを獲得するなど、アマでは高い戦績を誇ります。

このためプロデビューは14年と遅く、フランス国内での試合ばかりだったため、世界的にはほぼ無名のまま今年1月に空位のWBCバンタム級王座決定戦に挑戦。これが実質的に初めての世界戦でしたが、ウォーレン選手(米)を3-0の判定で破り、王座を獲得しました。

そして今回、ビジャヌエバ選手を6回棄権に追い込み初防衛を果たしました。戦績は16戦全勝と無傷のまま。12KOとKO率も高く、小柄ながらアマで鍛えた高い技術やパンチ力もうかがえます。

特にビジャヌエバ選手はこれまでテテ、ネリ両選手と対戦があり、テテ選手には判定で、ネリ選手にはTKOで敗れていますので、「王者ウーバーリ」の実力を測る良い機会と見られていました。ウーバーリ選手はしっかり力の差を示して勝ち、トップアマ出身らしいさすがのファイターぶりを披露したといえそうです。

ではウーバーリ選手と井上尚弥、拓真兄弟とは具体的にどんな違いがあるのでしょうか。

ウーバーリと井上尚弥・拓真を比較

ウーバーリ選手という実力者が参戦し、ネリ選手も絡んで戦線が活発化しそうなバンタム級。ここで「新参王者」ウーバーリ選手と井上尚弥選手、そして次戦で統一戦の相手となりそうな拓真選手を比較してみました。

ボクサーデータ

【ウーバーリ】
・モロッコにルーツを持つフランス出身の32歳、サウスポー。身長163cm、リーチ163cm。

【井上尚弥】
・神奈川県出身の26歳、右ボクサーファイター。身長165cm、リーチ171cm。

【井上拓真】
・神奈川県出身の23歳、右ボクサーファイター。身長164cm、リーチ163cm。

プロ戦績と主要タイトル

【ウーバーリ】
16戦16勝(12KO、KO率75%)
・WBAインターコンチネンタルバンタム級王者、現WBC同級王者

【井上尚弥】
18戦18勝(16KO、KO率89%)
・WBCライトフライ級王者、WBOスーパーフライ級王者、現WBA・IBFバンタム級王者

【井上拓真】
13戦13勝(3KO、KO率23%)
・OPBF東洋太平洋スーパーフライ級王者、現WBCバンタム級暫定王者

>>11月7日、井上尚弥vsドネアと同日同会場での試合決定!

ウーバーリのネットの評価まとめ

ウーバーリ、倒すまでは手数はあるけど当て感は微妙。タイミングと連打が脅威だねぇ
まあ、手数では圧倒的
ウーバーリが井上に勝てる?寝ぼけてるんじゃないのか?
試合見たけど、まあまあ強い、でも井上尚弥さんの相手ではない
WBC暫定王者を差し置いて先に兄の名前出すとは失礼な奴だな…

出典:twitter

まとめ

世界的にはあまり知名度がないウーバーリ選手ですが、早くも「井上尚弥vsドネア」の勝者との統一戦を希望しているといわれます。

ただWBCは今後、年内にもウーバーリ選手と拓真選手の統一戦を指令する模様。王座奪還に意欲的なネリ選手はその勝者との対戦機会を待つしかなさそうです。

尚弥選手もWBSS優勝後は、WBOのテテ選手やWBCの王座戦線を見据えて、それらの統一戦を模索する可能性があります。いずれにせよ、現在世界の全ての選手にとって「頂の目標」になっている尚弥選手。当面世界の軽量級が、彼を中心に動いていくのは間違いなさそうです。

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