4年に1度の野球の国別対抗戦「プレミア12」が間もなく開幕です。東京五輪の前哨戦として、侍ジャパン日本代表の快進撃が期待されます。
今回は「プレミア12」の連覇を目指す日本の「永遠の宿敵」韓国代表をクローズアップします。プレミア12の韓国代表メンバー一覧(背番号付き)や、その注目選手をまとめました。
=目次=
プレミア12韓国代表メンバー一覧
野球の韓国代表は、前回15年のプレミア12第一回大会準決勝で、大谷翔平投手に7回まで完璧に封じられていたものの、2番手則本投手を攻略し逆転勝ち。そのまま優勝を果たしました。この〝侍Jまさかの敗戦〟は、歴史ある日韓戦でも記憶に残る試合の一つです。
そのプレミア12で大会連覇を目指す、現在世界ランキング3位の韓国代表。このほど発表されたメンバー一覧(背番号付き)は以下の通りです。
背番号 | 選手名 | ポジション | 打/投 | 身長 | 体重 | 生年月日 (日/月/年) |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | HAN Hyunhee | P | r/r | 182 | 95 | 25/06/1993 |
2 | PARK Min Woo | 2B | l/r | 183 | 83 | 06/02/1993 |
3 | MIN Byunghun | OF | r/r | 178 | 87 | 10/03/1987 |
7 | KIM Sangsu | IF | r/r | 175 | 68 | 23/03/1990 |
10 | PARK Seihyok | C | l/r | 181 | 86 | 09/01/1990 |
11 | CHO Sangwoo | P | r/r | 186 | 95 | 04/09/1994 |
12 | HWANG Jaegyun | 3B | r/r | 183 | 98 | 28/07/1987 |
13 | HUR Kyoungmin | 3B | r/r | 176 | 75 | 26/08/1990 |
14 | CHOI Jeong | 3B | r/r | 180 | 95 | 28/02/1987 |
16 | KIM Ha Seong | SS | r/r | 179 | 83 | 17/10/1995 |
17 | KANG Baekho | OF | l/r | 184 | 98 | 29/07/1999 |
19 | GO Woosuk | P | r/r | 182 | 85 | 06/08/1998 |
21 | HA Jaehoon | P | r/r | 182 | 96 | 29/10/1990 |
22 | KIM Hyunsoo | OF | l/r | 190 | 107 | 12/01/1988 |
23 | CHA Woochan | P | l/l | 185 | 80 | 31/05/1987 |
25 | YANG Euiji | C | r/r | 180 | 95 | 05/06/1987 |
29 | KIM Kwanghyun | P | l/l | 188 | 88 | 22/07/1988 |
32 | KIM Jaehwan | OF | l/r | 183 | 90 | 22/09/1988 |
35 | MOON Kyeongchan | P | r/r | 185 | 85 | 08/07/1992 |
37 | PARK Kunwoo | OF | r/r | 184 | 83 | 08/09/1990 |
41 | LEE Youngha | P | r/r | 191 | 90 | 01/11/1997 |
46 | WON Jonghyan | P | r/r | 182 | 85 | 31/07/1987 |
50 | PARK Jonghun | P | r/r | 187 | 91 | 13/08/1991 |
51 | LEE Jung-Hoo | OF | l/r | 185 | 80 | 20/08/1998 |
52 | PARK Byungho | 1B | r/r | 185 | 100 | 10/07/1986 |
54 | YANG Hyeonjong | P | l/l | 182 | 92 | 01/03/1988 |
59 | KOO Changmo | P | l/l | 183 | 85 | 17/02/1997 |
61 | HAM Deokju | P | l/l | 181 | 84 | 13/01/1995 |

韓国野球代表の注目選手は?
メンバーの一覧を背番号付きでご紹介したプレミア12の韓国代表。その中で特に注目される、元メジャーリーガーやNPBプレーヤーの3選手をご紹介しましょう。
河載勲(HA Jaehoon)
河載勲(ハ・ジェフン)選手は16年に1シーズンだけ、NPBのヤクルトでプレー。小中学校では外野手や捕手、高校からは投手もこなし、投打に秀でた「二刀流選手」です。
NPB時代を挟み、四国アイランドリーグplus・徳島インディゴソックスでも活躍。韓国代表ではブルペンやクローザー投手の1人として起用される見込みです。
朴炳鎬(PARK Byungho)
朴炳鎬(パク・ビョンホ)選手は韓国プロ野球史上初となる2年連続50本塁打以上を記録した屈指のスラッガー。前回プレミアにも出場しました。
その後MLBツインズに移籍。16年の1シーズンだけの在籍で12本塁打を記録しました。17年からは韓国プロ野球の古巣・ネクセンに復帰し、今季33本塁打で自身5度目の本塁打王に。これは元巨人の李承燁選手と並ぶ韓国タイ記録です。
金賢洙(KIM Hyunsoo)
金賢洙(キム・ヒョンス)選手も韓国を代表する強打者で、前回プレミアやWBCなど何度も代表に選ばれています。
15年末、韓国プロ野球からMLBオリオールズに移籍。16年シーズンに95試合に出場、打率.302・6本塁打・22打点を挙げました。17年に韓国球界に復帰。18年は打率.362で韓国プロ野球では10年ぶり2度目の首位打者に輝いています。
韓国野球代表に関するネットの評価





出典:twitter
まとめ
今回は韓国にとって、大会連覇とともに「東京五輪代表枠獲得」もかかる重要なステージ。五輪切符を得るには、開催国である日本以外のアジア・オセアニア地域で1位になる必要があります。
韓国は1次リーグではグループCに所属。キューバやオーストラリア、カナダという強豪揃いの組ですが、地元ソウルでの開催だけに、ホームアドバンテージを生かして無難に突破したいところ。
鍵となる次のスーパーラウンドでは、日本、米国はもちろん、台湾やオーストラリアが「最大のライバル」になりそうです。

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