智弁和歌山vs星稜戦で、黒川兄弟による甲子園2019で兄弟対決が実現します。
ふたりを育てた父とはどのような経歴の持ち主なのしょうか?
甲子園2019で兄弟対決が実現!
8月17日(土)の3回戦で、智弁和歌山と星稜が対戦することが決まりました。
星稜のエース・奥川と智弁和歌山の強力打線が対決する今甲子園屈指の対戦とファンの期待も大きいのですが、さらに興味深いことに黒川兄弟の兄弟対決が実現することになりました。
ふたりを育てた父親の経歴とは、どのようなものなのでしょうか?
黒川兄弟とは、智弁和歌山(和歌山)の主将を務め、5季連続出場を果たした次男・黒川史陽君(3年生)と、この春、星稜(石川)に入学した三男・黒川怜遠(れおん)君(1年生)のことです。
黒川怜遠君はまだベンチ入りを果たせていませんので、実際に試合で対決する場面はありませんが、ふたりを育てた黒川兄弟の父にとっては、ふたりが所属する名門校同士の真向対決となるわけです。
黒川史陽君は、1年生からレギュラーとなるなど、智弁和歌山の強力打線の中心選手であり、2019年ドラフト候補確実と言われるほどの実力の持ち主です。
一方の黒川怜遠君も学童軟式野球の河合フレンズの主将を経て、中学では、兄が所属した泉州阪堺ボーイズの外野手として活躍後、この春星稜に進学しました。
黒川兄弟の父の経歴とは
智弁和歌山1年 黒川史陽選手の父
上宮高校元主将 黒川洋行さんセンバツ初戦の横浜戦
左越サヨナラタイムリー!#上宮高校 #智弁和歌山 #センバツ高校野球 #高校野球 #選抜高校野球 #センバツ #選抜 pic.twitter.com/310EY7CdCN— YOUTHFUL DAYS (@YOUTHFULDAYS50) November 9, 2017
黒川兄弟を育てた父黒川洋行(43歳)さんは当時強豪校であった上宮高(大阪)の1番二塁手・主将として1993年春の甲子園で優勝しています。
その後、
同志社大 硬式野球部 1998年卒
ミキハウスを経て、
セガサミーでは、2010年から2013年 コーチとして社会人野球に出場するなど、アマチュア野球界で、プレーヤー、指導者として活躍しました。
現在は、奈良県北葛城郡王寺町にある全天候型のドーム式バッティングセンター「王寺ドームスタジアム」を経営されています。ここには、硬式、軟式打席はもちろんティーバッティング練習場やトレーニング場まで備えられているとのことです。
野球教室を毎日開講するなどして、現在約150名の生徒が在籍しプロ野球や女子プロ野球を目指して頑張っているそうで、その後にドラフト指名された選手も育っています。
黒川洋行さんの3人の兄弟は、それぞれが全国各地の異なった名門校の野球部員となりました。
父の母校上宮校を含め大阪の名門校が凋落したのが、原因となっているのかもしれません。
長男・大雅君は日南学園(宮崎)に進学し、春夏連続甲子園に出場しました。先に述べましたように次男・史陽君は智弁和歌山(和歌山)の主将を務め、三男・怜遠君は星稜(石川)に入学するなど、兄弟3人ともが名門野球部に所属、またはしていました。
黒川洋行さんによれば、「甲子園に出て人生変わるぞと言われて、実際に上宮高で甲子園に出て、すべてが変わったという体験ができたので、せっかく野球をやるならそこを子供たちに体験させてやりたい」という気持ちが兄弟をここまで育てた理由となったそうです。
黒川兄弟に関するネットの反応
出典:ヤフコメ
高校野球ファンにしてみると、羨ましい父親像であり、理想の野球一家と称賛の声多数です。
まとめ
甲子園兄弟対決の黒川兄弟の父・黒川洋行さんがどのような経歴をお持ちで、なぜこのように兄弟を育てたのかを見てきました。
ここに至るまでには、お父さんにも多くの葛藤などがあったと思いますが、それらを乗り越えて、高校野球ファン羨望の一家となったことが素晴らしいと思います。
お父さんが心行くまで両校を応援する智弁和歌山・星稜戦が、是非甲子園史に残る好ゲームとなることを期待したいところです。
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