4年に一度の「世界3大スポーツの祭典」ラグビーワールドカップ2019がいよいよ始まりました。初戦で日本代表は見事ロシアを撃破。幸先よいスタートとなりました。
さてその日本の最大のライバルと目されているのが、スコットランド代表です。
気になるラグビースコットランド代表メンバー一覧や、キャンプ地での様子などをまとめました。
=目次=
スコットランド 代表ラグビーWC2019メンバー一覧
英国・グレートブリテン島の北部にあるスコットランド。首都のエディンバラは英国第二の都市でもあります。
そのラグビースコットランド代表は現在世界ランク7位。イングランド、フランスなどと欧州6カ国対抗戦(シッスクネイションズ)を構成する世界的な強豪チームの一つです。
来日した代表メンバーには、スクラムハーフ(SH)レイドロー、スタンドオフ(SO)ラッセル両選手の世界屈指の「名ハーフ団」やフルバック(FB)ホッグ選手らが名を連ね、まさにベストの布陣です。一覧は以下の通りです。
選手名 | ポジション | 年齢 | 身長/体重 |
---|---|---|---|
DARCYGRAHAM | WING | 22 | 177/84 |
SEAN MAITLAND | WING | 31 | 185/101 |
TOMMY SEYMOUR | WING | 31 | 183/93 |
GEORGE HORNE | SCRUM HALF | 24 | 174/79 |
GREIG LAIDLAW | SCRUM HALF | 33 | 176/78 |
ALI PRICE | SCRUM HALF | 26 | 177/88 |
CHRIS HARRIS | CENTRE | 28 | 188/104 |
PETE HORNE | CENTRE | 29 | 183/92 |
SAM JOHNSON | CENTRE | 26 | 185/95 |
DUNCAN TAYLOR | CENTRE | 30 | 192/98 |
JOHN BARCLAY | BACK ROW | 32 | 190/106 |
JAMIE RITCHIE | BACK ROW | 23 | 190/108 |
HAMISH WATSON | BACK ROW | 27 | 185/102 |
RYAN WILSON | BACK ROW | 30 | 190/106 |
FRASER BROWN | HOOKER | 30 | 182/113 |
STUART MCINALLY | HOOKER | 29 | 190/109 |
GEORGE TURNER | HOOKER | 26 | 180/105 |
ADAM HASTINGS | FLY HALF | 22 | 185/87 |
FINN RUSSELL | FLY HALF | 26 | 182/87 |
STUART HOGG | FULL BACK | 27 | 180/93 |
BLAIR KINGHORN | FULL BACK | 22 | 190/95 |
SIMON BERGHAN | PROP | 28 | 190/120 |
ALLAN DELL | PROP | 27 | 285/112 |
ZANDER FAGERSON | PROP | 23 | 188/126 |
WILLEM NEL | PROP | 33 | 180/114 |
GORDON REID | PROP | 32 | 190/120 |
SCOTT CUMMINGS | LOCK | 22 | 198/115 |
GRANT GILCHRIST | LOCK | 29 | 198/118 |
JONNY GRAY | LOCK | 25 | 198/120 |
BLADE THOMSON | LOCK | 28 | 198/106 |
BEN TOOLIS | LOCK | 27 | 203/118 |
ではスコットランド代表のW杯での試合日程やキャンプ地での様子を見てみましょう。
スコットランド 代表の試合日程と開始時間は?
ラグビースコットランド代表は、ワールドカップ2019の1次リーグでは「プールA」、つまり日本と同じリーグに属しています。
事前キャンプで順調に調整を進めるスコットランド代表の試合日程は以下の通りです。
・22日(日)スコットランド vs アイルランド 16:45~
・30日(月)スコットランド vs サモア 19:15~
・10月9日(水)スコットランド vs ロシア 16:15~
・10月13日(日)スコットランド vs 日本 19:45~
ラグビーワールドカップ2019の各試合はテレビでは日本テレビ系、NHKなどで放送。ネットでは「Hulu」が多くの試合を生配信しますので、スマホやタブレットなどでも楽しむことができます。
スコットランド代表のキャンプ地の様子
ラグビースコットランド代表の日本での事前キャンプ地は長崎市です。来日後早速長崎市に入ったメンバーは、市民の熱い歓迎でもてなされています。
先日には、幕末に活躍したスコットランド出身の実業家トーマス・グラバーの邸宅がある、長崎有数の観光名所「グラバー園」での歓迎式典に出席。
選手らは全員が民俗衣装「キルト」の正装をまとい、記念撮影するなど市民と交流を深めました。また11日に初めて公開された長崎での練習には、3000人もの市民やファンが見学に訪れたそうです。
📸 Scotland officially welcomed to #RWC2019 at the home of famous Scottish industrialist Thomas Glover! #AsOne Arigato! pic.twitter.com/Ti8fNLMXFi
— Scottish Rugby (@Scotlandteam) 2019年9月15日
Wonderful few days deepening our @Scotlandteam relationship with the City of Nagasaki. The welcome has been incredible from across the whole prefecture. Great to see Mayor Taue in his Kilt! #AsOne @nagasakimaster pic.twitter.com/zMooNyvwso
— Dom McKay (@dom_mckay1) September 17, 2019
ラグビー スコットランド 代表に関するネットの反応
出典:twitter
まとめ
スコットランドの夏は平均気温20度。9月下旬でも30度前後の日本は経験ないほどの暑さです。そのため代表は事前に、日本と気候が近いポルトガルで合宿。ここ2カ月は練習後に42度での入浴を25分間行うなど「気候を想定した準備」(タウンゼンドHC)を行ってきたそうです。
世界有数の強豪ながら、好不調の波も激しく、格下に大敗することもあるスコットランド。大会の「ダークホース」ともいえ、日本にとっては対策を練りにくい最大の難敵です。
しかしスコットランドを破らなければ日本のベスト8入りはあり得ません。ロシア戦勝利の勢いを保ち、何とか「金星」を挙げてほしいものです。