芸能人などが行うプロ野球の始球式。いろんな事で話題になっていますが、
始球式ではなぜ空振りするのでしょうか?
皆がしている空振りですが、打った人はいるのでしょうか。
始球式なぜ空振りするの?
始球式では、ほとんどの選手が空振りしていますが、なぜ皆空振りしているのでしょうか。
そもそも、始球式はいつから始まったのでしょうか?
日本における初めての始球式は記録によると1908年に行われたアメリカMLBの選抜チームと早稲田大学野球部との試合で行われました。
最初に始球式を、務めたのは早稲田大学の創設者である「大隈重信」です。
その際に、投手を務めた大隈重信が投げた球が大きくそれてしまいました。
その時、バッターとして立っていたのは、早稲田大学野球部の1番バッターです。
その1番バッターは、初代総長である大先生に恥をかかせてはいけない。ボールになってしまえばまずいと思い、空振りすることでストライクにしたのです。それ以降は、始球式をする投手の方に敬意を表するという形で、たとえそれがどんなボールであっても、打席に立つバッターは空振りするのが、慣例となったのです。
始球式を初めて行ったのは大隈重信
大隈重信が投げたボールはストライクゾーンから大きく外れたがボール玉にしてはいけないと機転を聞かせた打者が空振りをしてストライクとなった
必ず空振りをする日本の始球式の起源はここにある— 雑まなぶ (@thetsumanabu) November 28, 2014
始球式で打った人が過去にいた!?
始球式で投げる投手の方に敬意を払い空振りするのが慣例となっている始球式ですが、そんな始球式で打った人は過去にいたのでしょうか?調べてみると、打った人はいました。
最近では、楽天球場で始球式を行ったサンドウィッチマンの伊達みきおさんが投げた球を対戦相手のソフトバンク「今宮」選手は空振りではなく打ってきました。これは、ファールになりましたので、伊達さんは「抑えた感がある」と満足気だったそうです。
【楽天】伊達みきおの始球式、今宮がスイングし一塁側スタンドへのファウルに https://t.co/VoevY1LIm3 #野球 #スポーツ新聞 pic.twitter.com/RlGsJRWvcf
— スポーツ報知 (@SportsHochi) April 5, 2017
その他には、2009年5月8日に、北海道日本ハムファイターズの稲葉篤紀選手はROOKIESの宣伝に来ていた俳優の佐藤隆太から、ライト前にヒットを打っています。
また、新庄剛志選手は、毎回誰が投げようと基本打ちに行っていたようです。
プロ野球選手は、始球式でなぜ空振りしているのか知っていると思います。
それでも、空振りするにはきっとそれなりの敬意を払っているのだと思います。
始球式空振りに関するネットの感想
まとめ
始球式では、なぜ空振りするのか?それは、投げた人への敬意だったのですね。中には、 打った人もいますが、それは相手が芸能人だったりする場合などで、それも相手への敬意だったように思えます。お互い真剣勝負の方が、打った方がおもしろい時もありますね。