プロバスケットボール世界最高峰のリーグ・米NBAのウィザーズにドラフト上位入団した八村塁選手が、サマーリーグでいよいよデビューしました。早速「魅せる」プレーの数々で存在感たっぷりです。
ところで八村塁選手は、2歳下に、やはり将来を嘱望されるバスケプレーヤーの弟を持っています。八村阿蓮選手です。
このほどフジテレビ「ミライモンスター」でも紹介された〝ルイブラザー〟阿蓮選手とは?その経歴や今後の進路予想などをまとめました。
八村塁の弟・阿蓮の経歴と進路
「ドラフト9位でNBA入り」という、日本人には夢のまた夢と思われたスーパーエリートの栄誉をつかんだ八村塁選手。そんな〝国民的ヒーロー〟がとても可愛がっているのが、2つ下の弟、阿蓮(あれん)選手です。
八村阿蓮選手は富山市出身の19歳。ベナン人の父、日本人の母の間に、塁選手の次の男の子として生まれました。
小6の時にそれまでやっていた野球や陸上をやめ、兄にならってバスケを開始。東京の梅丘中を経て兄と同じバスケの名門・明成高校(宮城県)に進みます。
明成高では3年の塁選手と1年間バスケ部で先輩・後輩として同時にプレー。ウィンターカップ優勝やU16、U18日本代表に選ばれるなど活躍し、高卒後はバスケの強豪東海大へ。
現在は体育学部・競技スポーツ学科2年に在籍し、パワーフォワードとして、大学4冠を目指すチームの中核の一人を担っています。
「世界的プレーヤー」に成長を続ける八村塁選手に続き、日本を代表する存在への飛躍が楽しみな八村阿蓮選手。気になる将来の進路について、阿蓮選手はTV番組「ミライモンスター」の中で少し語っています。
ミライモンスターで取り上げられる
若い有望アスリートに密着するフジテレビ系列の「ミライモンスター」。このほど八村塁選手の弟阿蓮選手も取り上げられました。
身長198cmと親譲りの恵まれた体格と身体能力は、兄の塁選手と同じ。「普通の人よりちょっと大きい程度ですよ」と性格は兄より控えめなようです。
ゴール下でのリバウンドを得意とし、パワープレーでチームを攻守に支える存在。現在は3点シュートの精度向上に取り組み、ライバル白鵬大学に勝っての大学4冠を目指す日々です。
阿蓮選手は以前、兄が在籍した米ゴンザガ大を見学、練習の激しさ、レベルの高さなどに刺激を受けたそうです。そして将来の進路については「NBAは難しいと思うが、日本代表で兄と一緒にプレーできれば」と語りました。
恐らく、大卒後はBリーグのプロチームなどに進み、W杯や東京五輪などでの日本代表入りを目指して、世界にアピールするプレーを磨いていくのではないかと思われます。
【大会結果】
優勝(2年ぶり6回目)【個人賞】
・アシスト王
#11 大倉 16本・優秀選手賞
#11 大倉
#86 八村・新人王
#24 松崎#TokaiSEAGULLS#ルーキーズトーナメント pic.twitter.com/jYkP2CyYrT— 東海大学男子バスケットボール部 (@TOKAI_SEAGULLS_) June 9, 2019
八村阿蓮のネットの評価
出典:twitter
まとめ
八村阿蓮選手は4人兄妹の2番目。兄・塁選手を中心に大変仲の良い兄妹のようです。
生まれ育った富山市では周りに同じような「ハーフ」がおらず、子供の頃は兄妹とも苦労もあったとか。兄妹思いの「塁兄さん」は、小さい頃、阿蓮選手ら弟妹がいじめられたりするたびに守りに駆けつけたといいます。
高校でも2学年下の阿蓮選手と同じスタメンになった際、「兄はやたら弟ばかりにボールを集め、活躍させようさせよう、としていた」と高校の監督が苦笑していました。
そんな〝スーパー八村兄弟〟が日本代表のコート上で一緒に世界の強豪と戦う日が、今から楽しみです。