BREATHERが2019年12月3日に、新たな新商品を世におくりだしてきました。
その名も「ston」
見た目から名がつけられた感じもする、平べったい卵の形をしており、蓋を外して吸引するだけで、カフェインやGABAを効率的に体に摂取することが出来るという物です。
stonが発売されたことで、カフェインやGABAの新しい摂取の仕方が可能になりました。 目新しく魅力的な商品であるからこそ、健康被害の可能性については、気になるところです。

stonはどんな商品
吸うカフェイン「#Ston」が話題❗発表直後に初期ロット完売
加熱式たばこのように蒸気を吸うデバイス。カートリッジは、カフェイン入りのミントフレーバーと、GABA入りのココナッツフレーバーの2種類。https://t.co/aKMN2aSZI9
— エキサイトニュース (@ExciteJapan) December 4, 2019
BREATHERが、発売開始をしたstonですが、いったいどんな商品なのでしょうか?
stonはニコチンを含まない製品で、コンセプトは
「ビジネスパーソンのひと休みの質を高めること。ひと踏ん張りしたいときや気分を落ち着かせたいときに使用できます」
という物と発表しています。
フレーバー2タイプでカートリッジタイプ
ミント味でカフェインを含むPOWER
ココナッツ味でGABAを含むCALM
1つのカートリッジで250回の吸引が可能となっています。
Ston本体にカートリッジを差し込むことで、カートリッジ内のリキッドが本体の電源により温められ、蒸気が発生と同時にフレーバーの味もしてくるという物です。
肺を介してカフェインやGABAを体内に取り込もうとするものです(経肺摂取)。

stonに危険性は無いのか?
【眠気覚まし】「吸うカフェイン」で一休み、JTグループが発売https://t.co/vAPpIs5kvC
カフェイン入りの液体を熱で気化させ、蒸気を吸う仕組み。コーヒーやエナドリに比べて短時間で効果が得られるのが特徴。 pic.twitter.com/4gjG9iZKX0
— ライブドアニュース (@livedoornews) December 3, 2019
BREATHERの菅沼社長によると、ありとあらゆる基準を下回っており、妊婦のカフェインの摂取量200mgをstonで摂取するには1000回は必要といっています。
カフェインの1日の摂取量は体重40㎏の方で、最大228mgで1回120mgまでがなんとか大丈夫といわれる範囲です。
GABAの大量摂取での死亡事例はありませんが、カフェインの過剰摂取については厚生労働省も注意を喚起しています。 stonを使用することで、どんな危険性を含んでいるのかが不安要素になっています。
カフェインについて言えば、コーヒーを飲んでから脳にカフェインが到達するのに、30分から120分かかるのに対して、stonのような経肺摂取(蒸気での摂取)では数秒という研究結果があるとのこと(BREATHERの菅沼社長談)。
もしそれが本当だとすれば、即効性のある気分変換手段が無意識の繰り返し摂取を助長し、依存を起こさせることが無いのか?筆者は不安を感じています。
気軽にカフェインやGABAを摂取することが出来るようになっていますから、常に加えていないと、落ち着かない、すぐに吸引したくなるなどの、依存になる危険性があるのでは?
GABAは、健康に良いと言われており、不安軽減・痛みの緩和などに効果があるとされています。 しかし、血圧の薬と併用して摂取すると、血圧が下がりすぎてしまう危険性もあるなど、安全性についての調査はまだ十分とはいえません。
BREATHERは摂取量にかんする安全性は満たしているといっていますが、依存性についての安全性については言及はしていないようです。

ネットの反応
発売開始してからすでに、売り切れ状態になっているstonですが、ネット上ではどのような反応があるのでしょうか





stonに対してのネットの反応は、期待感と依存にならないか?の両方に話題が集中しています。
新商品ですから、カフェイン摂取をしたい方にはかなり注目の商品のようです。
参考:https://bit.ly/2LsokJl
まとめ
stonについて紹介してきました。
カフェインとGABAの水蒸気を経口摂取できるといった商品ですが、中毒性の危険性はクリアしています。
ただ、依存性については、公表されていないので、危険性を感じるところもあります。 経肺摂取に速効性があり、目新しいだけに不安を感じるところもあります。
過剰摂取しなければ問題がないとはいえ、気軽に吸える分、依存性については未知の領域ではないでしょうか。
自己抑制ができないのが依存性ですから、stonを購入・使用する場合には、そのあたりを理解したうえで自己責任でといったところなのでしょう。