夏が始まる前の予想では、今年は冷夏との予想もありましたが、やはり暑いですね。
猛暑ではなく、酷暑が続いていますがもうばてばてではないでしょうか。
日本で暑いといえば、多治見市がよく名前があがりますが、なぜ多治見市はそんなに暑いのでしょうか?理由を調べてみました。
多治見が暑い理由!40度越えも!
多治見が40℃超えするほど厚い理由として考えられる理由は何でしょうか?
フェーン現象の影響
まずは、フェーン現象の影響ではないかということです。
フェーン現象とは、気流が山超えをして降下する風下側のふもとでは、乾燥して気温が高くなる現象のことをいいます。
https://twitter.com/kogiso5/status/791064825061257216
山の風上側では、雲ができるまでは100m上昇するごとに1℃気温が下がり、雲ができ始めると100m上昇するごとに0.5℃気温が下がるようになります。風上側で生じた雲は山頂までに雨になったとします。
山頂から風下側のふもとに風が下りる時には100m下降するごとに1℃気温が上がるため、風上側より風下側で気温が上がり、空気は乾燥することになります。フェーン現象の影響で、太平洋側からの風が紀伊山脈を越える時に高温になるためと考えられるのです。
ヒートアイランド現象
ヒートアイランド現象とは、都市の気温が周囲よりも高くなる現象です。
都市部には木や湖などが無いため、太陽の光で熱せられた空気やビルの反射光や自動車の排熱によって発生した熱が逃げ場を失って、その場にどんどん溜まってしまうから暑くなってしまうということですね。名古屋のビル群から発する熱が流れ込むためと考えられます。
盆地の影響
多治見市が特に暑いのは、盆地の影響もあるからではないでしょうか。
多治見は標高の低い盆地で熱が逃げないため地形が標高の低い盆地のようになっています。山で一面囲まれているからです。
そのため、盆地の地形だと、暑い空気や冷たい空気が山の外に流れていかず、暑い空気がそのまま盆地の中で循環してしまうからです。
やはり多治見か…多治見は盆地なので地形の影響が非常に大きいですね
都心部はヒートアイランド現象も考えられますが、この辺りだと海が無い+高い山(伊吹山)が近くにあることも考えられますね— みこ(めて)おーる06 (@mikoor06withx02) July 14, 2018
多治見は全国何位
多治見は観測史上全国何位でしょうか?
多治見は全国5位です。2007年の8月16日『40.9度』を記録しています。
しかし、岐阜県で1位ではありません。
岐阜での1位は、岐阜県で美濃です。2018年8月8日に41℃を記録しています。ちなみに、全国1位は、埼玉県の熊谷で、2018年7月23日41.1℃を記録しています。
出典:twitter庁「歴代全国ランキング」より
多治見が暑い!ネットの反応
まとめ
多治見市が暑い理由について調べてみました。様々な原因があると思いますが、いろいろな現象が重なって暑さがヒートアップしてしまうのようですが、観測史上最高を記録しているのが、去年であり、温暖化の影響もあるようですね。東海地方は、むしむしする暑さもあり体感はもっと高いのではないでしょうか。今年も暑くなりそうですが、熱中症にならないよう注意して下さいね。