プロサッカー・スペイン1部（リーガ・サンタンデール）のマジョルカで、海外移籍1年目をスタートした日本代表MF久保建英選手。
同じリーグで「世界最高峰」ともいわれる名門クラブ、レアル・マドリードからレンタル移籍中の身ですが、いよいよその「実家」であるレアルと戦う日が近づいてきました。
久保建英選手の次の試合となりそうな「レアルvsマジョルカ」は何日、何時から？久保選手はレアルにその成長ぶりをアピールできるのでしょうか。
久保建英の次の試合は？
久保建英選手は8月にレアル・マドリードからマジョルカにレンタル移籍。9月1日のバレンシア戦で〝ラ・リーガデビュー〟を果たし、以降の全節計6試合に出場しています。
うち先発したのは2試合で合計出場時間は358分となっています。そして次の試合は、マジョルカのホームで行われるレアル戦です。その日程は以下の通りとなっています。
・リーガ・サンタンデール第9節 マジョルカvsレアル・マドリード
日本時間10月20日（日）午前4:00キックオフ
⚔️READY! #JuntsSomMillors 👹 pic.twitter.com/fEeff7MR7l
— RCD Mallorca (@RCD_Mallorca) 2019年10月5日
レアル相手が見逃せない理由と視聴方法
久保建英選手の出場が期待される、ラ・リーガ次の試合の「マジョルカvsレアル・マドリード」戦。この試合が特に注目されるのは、「レアル所属選手がレンタル先で出場できるかどうか」がまず焦点となるからです。
自軍との対戦でレンタルした選手の出場を可能にするかどうかは、当該クラブの方針次第。例えば、バルセロナは育成を優先し、レンタル選手のバルサ戦への出場を原則認めています。
しかしレアルはこれまでレンタル選手の出場を禁止し、巨額の出場料を払った場合のみ許可する契約を結んできました。これは、2003-04シーズンの欧州CL準々決勝で、モナコにレンタルしていたモリエンテス選手がレアル戦で大活躍、2試合で2ゴール・1アシストを決められ、レアルが敗退してしまったのがきっかけだったとされます。
この方針通りなら久保選手は次戦に出場できませんが、ここに来て朗報が！ スペイン地元紙が次のように報じたのです。
スペイン紙『AS』は、テレビ番組の『Jugones』が伝えたこととして「マドリーは法的な理由から、レンタル先との対戦で選手の出場を制限しなくなる。“恐怖条項”は撤廃された」と報じた。
そして、久保をはじめ、アンドリー・ルニン（バジャドリー）、セルヒオ・レギロン（セビージャ）、マルティン・ウーデゴーといったレンタル中の選手が、マドリー戦でピッチに立てるようになったと綴っている。：サッカーダイジェストより
久保建英選手がレアル戦に出れば、ピッチサイドで凝視するレアルのジダン監督にこれ以上ないアピールの場となります。リーガ公式戦でのレアル〝スター軍団〟との戦い。まだゴールのない久保選手だけに、俄然力が入るのではないでしょうか。
この見逃せない「マジョルカvsレアル・マドリード」戦は、インターネットのスポーツ専門チャンネル「DAZN」で独占配信されます。
DAZNはパソコンやスマホなどのほか、専門デバイスなどを使えば大画面テレビでも視聴することができます。
https://twitter.com/RCD_Mallorca/status/1175209295241207815
久保建英に関する最新のネットの評価まとめ
出典：twitter
まとめ
リーガ・サンタンデールは開幕から8試合を消化し、レアルが5勝無敗、勝ち点18で首位を快走。一方のマジョルカは2勝5敗1分けの18位に低迷しています。
久保選手はこれまで得点に絡む場面はありませんが、チーム最多となる4つの被ファウルを受けています。サッカーでは、リスクのあるパスで不用意にボールを奪われるより、相手のプレスを受けてファウルをもらう方が賢いプレーだとされます。
チームの一員としての「献身性」が目立つ久保選手。次戦は王者レアルですが、キラリと光るプレーでマジョルカ浮上に貢献してほしいものです。
