欧州No1クラブ決定戦、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝「リヴァプールvsトッテナム」が、日本時間6月2日に迫りました。またその後にはコパアメリカ(南米選手権)も控え、世界中のサッカーファンには「忙しい月」が始まります。
両方の大会で注目の一人が、ブラジル代表FW・ロベルトフィルミーノ選手。現在、リヴァプールが誇る3トップの一角でもあります。
ロベルトフィルミーノ選手の凄さとは?そのプレースタイルや気になる年俸も調べてみました。
ロベルトフィルミーノとは?経歴と年俸
ロベルトフィルミーノ選手はブラジル北東部出身の27歳。17歳でブラジル・フィゲイレンセFCのユースに入り、18歳でプロデビューしました。
2010年にドイツ1部のホッフェンハイムに移籍し、2シーズンを過ごした後、15年にプレミアリーグのリヴァプールと5年契約で完全移籍。1年目から10ゴールの活躍をみせます。
18-19シーズンまでプレミアリーグ4年連続の2桁ゴールを達成。優勝争いやCLでの快進撃にも貢献しました。また母国ブラジル代表にも14年から選ばれ、来月のコパアメリカ代表にも選出されています。
気になるロベルトフィルミーノ選手の年俸ですが、ドイツ紙「ビルト」によれば、最初のリヴァプールとの5年の契約金は4100万ユーロ(約57億円)。
さらに昨年契約を5年延長した際には、地元紙によれば従来の週12万ポンドが18万ポンドに上昇したといわれ、年俸換算では約14億4000万円になったそうです。
ではそんなプレミアのスター、フィルミーノ選手のプレースタイルとはどのようなものなのでしょうか。
https://www.instagram.com/p/BxZixX2l-WR/
https://twitter.com/LFC/status/990621795123449858
ロベルトフィルミーノのプレースタイルは?
世界的FWの一人であるロベルトフィルミーノ選手のプレースタイルは一般に以下のように説明されています。
2015-16年シーズンより就任したユルゲン・クロップ監督のもとでは、ストライカーとも中盤の選手とも言えない、偽9番としてプレーし活躍している。守備の面でもハードワークを厭わず、献身的にピッチ中を走り回り、自陣ペナルティエリア付近まで戻って守備を行う姿もしばしば見られる。
:Wikipediaより
サッカーの背番号9といえばセンターフォワード、まさに「点取り屋」のイメージですが、フィルミーノ選手はやや違うタイプのようです。
シュートの決定力はもちろん「味方を活かすオフ・ザ・ボール」、つまり攻撃時にボールを保持してなくても、仲間のサラー、マネの両トップにスペースをつくり、ゴールをアシストする動きに大変秀でているといわれます。
また守備での働きも傑出。攻撃から守備に切り替える戻りながらのプレーが上手く、運動量や献身性が光ります。
リヴァプールのクロップ監督は、ロベルトフィルミーノ選手のエネルギーと守備的な仕事率から、チームの容赦ないカウンター攻撃を推進する「エンジン」と表現。「ボールを失うとボールを取り戻す。ボールを取り戻すとエンジンになる」と、欠かせない存在に挙げています。
ロベルトフィルミーノのネットの評価
出典:twitter
まとめ
まさに「万能型ストライカー」のフィルミーノ選手。リヴァプールといえば、リーグ得点王でもあるサラー、マネ両選手の爆発力に目が行きがちですが、クロップ体制の現在のリヴァプールにおいては、フィルミーノ選手こそが一番の肝であり、中核となる存在だといえます。
まずはケガからの復帰が決定的なCL決勝。そしてその後はコパの代表チームでも、昨年のW杯のようなネイマール選手らとのコンビネーションで魅了してくれることを期待したいですね。
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