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ツールドフランスの賞金総額が少ない!?その理由と今後

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2019年・106回ツールドフランスが7月6日(土)から繰り広げられます。
約1月に渡って山岳を走る過酷なレースにかかわらず、他のプロスポーツに比べてあまりに賞金総額が少ないとの声が絶えません。
実態とその理由、今後改善されるかについてまとめました。

ツールドフランスの賞金総額が少ない!?

ツールドフランスの賞金総額って本当に少ないのでしょうか?

2019年の賞金総額は、230万ユーロ(約2億8000万円)、個人総合1位は50万ユーロ(約6080万円)となっており、これは、少なくとも2016年以降変わっていません。

その他の賞金額も、2018年チーム総合1位となったチームが獲得したのが、726,630ユーロ(約8800万円)、各レース(ステージ)の個人1位が8,000ユーロ(約97万円)でした。

例えば、今年のレーススケジュールは、以下のように、21ステージ3週間に渡ります。
これに見合う賞金となっているのでしょうか?

2019年・106回ツールドフランスの日程

7月6日(土)第1ステージ ブリュッセル~ブリュッセル 平坦ステージ 192km
7月7日(日)第2ステージ ブリュッセル王宮~ブリュッセル・アトミウム(ブリュッセル万博の時に建てられたモニュメント) チームタイムトライアル 27km
7月8日(月)第3ステージ バンシュ~エペルネ 丘越えステージ 214km
7月9日(火)第4ステージ ランス~ナンシー  平坦ステージ 215km
7月10日(水)第5ステージ サン・ディエ・デ・ボージュ~コルマール 丘越えステージ 169km
7月11日(木)第6ステージ ミュルーズ~ラ・プランシュ・デ・ベル・フィーユ 山岳ステージ 157km
7月12日(金)第7ステージ ベルフォール~シャロン・シュール・ソーヌ 平坦ステージ 230km
7月13日(土)第8ステージ マコン~サン・テチェンヌ 丘越えステージ 199km
7月14日(日)第9ステージ サン・テチェンヌ~ブリウド 丘越えステージ 170km
7月15日(月)第10ステージ サン・フルール~アルビ 平坦ステージ 218km
7月16日(火)休養日 アルビ
7月17日(水)第11ステージ アルビ~トゥールーズ 平坦ステージ 167km
7月18日(木)第12ステージ トゥールーズ~バニェール・ド・ビゴール 山岳ステージ 202km
7月19日(金)第13ステージ ポー~ポー 個人タイムトライアル 27km
7月20日(土)第14ステージ タルブ~ツールマレー・バレージュ 山岳ステージ 117km
7月21日(日)第15ステージ リム―~フォワ・パール・ダルビ 山岳ステージ 185km
7月22日(月)休養日 ニーム
7月23日(火)第16ステージ ニーム~ニーム 平坦ステージ 177km
7月24日(水)第17ステージ ポン・デュ・ガール~ギャップ 丘越えステージ 206km
7月25日(木)第18ステージ アンブラン~バロワール 山岳ステージ 207km
7月26日(金)第19ステージ サン・ジャン・ド・モーリエンヌ~ティーニュ 山岳ステージ 123km
7月27日(土)第20ステージ アルベールビル~バル・トランス 山岳ステージ 131km
7月28日(日)第21ステージ ランブイエ~パリ・シャンゼリゼ 平坦ステージ 127km
7月30日(火)クリテリウム・アプレ・ツール

サッカーを例に挙げますと、2018 FIFA ワールドカップで総賞金:4億ドル(約430億円)、優勝賞金:3800万ドル(約41億円)となっています。

個人競技のテニスの場合はどうでしょう。
ウィンブルドン2019の賞金総額は。前年から11.8%増額され、3,800万ポンド(約54億9,000万円)となり、男女シングルスの優勝賞金は10万ポンド(約1,400万円)増額され、235万ポンド(約3億4,000万円を手にすることになっています。

桁が違いすぎ!

即ち、総額で、ツールドフランスの約20倍、個人優勝者で、5.6倍の賞金額となっています。
しかも、テニスの場合は年々増加していますが、ツールドフランスは少なくとも4年間、一説では20年間変わっていないとも言われています。

拘束される期間がテニスの2週間より長く、山岳地帯を走り抜け、怪我の危険もありながらなぜこんなに賞金が少ないのでしょう?

ツールドフランスの賞金総額が少ない理由とは?

レースが山岳地帯も含むフランス全土(ベルギーを一部含む)、期間も約1か月と非常に大規模に行われます。

メディア露出度が高いためにスポンサーも付きますが、およそ500人のスタッフのほか、情報・補給食・飲料水を供給や、機材のトラブルをサポートするメカニックが乗り込んだサービスカーやオートバイが、約1500台走るなど運営にかなりの費用がかかります(Wikipedia参照)。

運営費は主にテレビ放映権とスポンサー収入でまかなわれるほかレースの舞台となる市町村から主催者に支払われる開催料も充てられているようですが、詳細は不明です。

1か所で行われるテニス競技などに比べ、競技場所が広大で、時間が非常に長いうえに、見どころはゴール前数kmというところで、十分なスポンサー料、テレビ放映権料を得られていないと思われます。

例えば、テニスの全米オープンなどでは、富裕層の観客へ商品を効果的に宣伝できるという意味で、有名スポンサーが高いスポンサー料を払っています
これにより、膨大な優勝賞金を出すことができています。

一方、ツールドフランスの会場は公道です。観戦は無料のため、入場料やチケットは必要ありません
つまり主催者が観客から集金するシステムは全くないと言うことになります。

この基本的な条件が変わらない限り、今後大幅に賞金がアップする見込みはなさそうに思えます。

なお、ツールドフランスの模様は、JSPORTS 4で生放送が、NHKBS1なら録画で見ることができます。

ツールドフランスへのネットの反応

ツールドフランスの場合、フランスの山間部から大都会や文化遺産など、移り変わる景色をノンビリ見ているだけでも楽しめる。 イケメン選手も多いし。 面白い観客もいるしw いろんな楽しみ方があるんじゃないかな。
ツールドフランスも今週末からか…! 一年早いなー。。。
ツールドフランス。NHK今年は放送しないのかなあ(´・ω・`)
ツールドフランスまであと4日!!! 楽しみすぎる!!!! 毎日が夜ふかし!!!!
ツールドフランス死人が出なきゃいいけどな。 地獄がやってくる ── 熱波に襲われる西ヨーロッパ、その恐るべき予報

出典:ヤフコメ
毎年楽しみにしているファンや、いろんな楽しみ方があるようです。

まとめ

ツールドフランスの賞金総額が少ない理由と今後についてまとめました。

色んな楽しみ方があると思いますが、パリなどの都会だけでなく、欧州では、農業が盛んと言われるフランスの田舎や山岳風景を楽しむのも、一興と思えます。

我が町でもオリンピック関連でやるみたい!

日本でも少しずつ各地でロードレースが行われるようになりました。
ツールドフランスを見て、自転車で体を鍛えながら、自然を満喫するのも楽しみを知るのも良いですね。

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