昨季パリーグ全球団に負け越し、リーグワーストの本拠地14連敗を喫し5位に終わった井口・ロッテが復活の兆しを見せています。
あの弱かったロッテが2019年いったいどうしたというのでしょう!
なぜこんなに変貌したのでしょうか?
理由をシェアしていきます。
ロッテが絶好調の理由
ロッテが絶好調の理由・ロッテが戦う軍団に変貌のわけを探りました。
まずいえる理由としては、眼を見張るのがホームラン攻勢です。
両リーグで最小だった78本のチームホームラン数が、開幕から23試合終わったところで、ソフトバンクに続くリーグ2位の28本、このままだと、174本と昨季の倍以上となる計算です。
その原因の1つ目は、日本ハムからのレアードの加入です。
23試合終了時点で、開幕戦から4試合連続を含む8本塁打で、打率も0.350の大活躍で、このままだと年間50本に達する勢いです。
レアードに刺激され、昨季ホームラン3本の中村奨が6本、昨季0本の加藤翔平はシーズン自己最多の5本迫る4本と結果を出しています。
昨年4番に定着した井上晴哉の大不振が、問題でしたが、2軍から復帰後、調子を取り戻しつつあるようです。
2つ目は、いままで最もホームランが出にくいと言われていたゾゾマリンスタジアムの改修です。
外野フェンスが最大で4メートル前にせり出すことで、ホームランが出やすくなりました。
大振りしなくても、ホームランが出るとなれば、バッターもプレッシャーなく、バットを振れるというものです。
3つ目は、相手投手の傾向を統計的に分析して、長打を出すにはどうすれば良いかをデータをもとに分析する部門を新設した点です。
以上のホームラン攻勢に加え、2年目の井口監督体制が定着しつつあります。
昨季、メジャーリーグ経験の日本人選手で一軍監督になるのは初めてとして注目された井口資仁監督が誕生しました。
しかし、球団初のパリーグ全球団に負け越し、リーグワーストの本拠地14連敗を喫し、5位に終わりました。
しかし、初めてフル出場し、39盗塁と活躍した中村奨吾や今季はまだ、完全には調子が上がっていませんが、
24本塁打99打点と4番に定着した井上晴哉など着実に若手が伸びています。
チームの雰囲気も明るくなり、鳥越裕介ヘッドコーチを初めとする井口監督体制が徐々に定着してきたと言えます。
好調の鍵を握っているレアードについて細かく見て行きましょう。
ブランドン・レアードの経歴
カリフォルニア州サイプレス出身の、メキシコ系アメリカ人で1987年9月11日生まれの31歳です。
メジャーで3年の経験はありますが、来日後日本ハムに入団してから長距離打者としての才能を開花させました。
レアードの日本ハム時代の年間本塁打数の推移は
(2015年)34 本
(2016年)39 本
(2017年)32 本
(2018年)26 本 とシーズン平均で30本以上, 2016年にはホームラン王にもなっています。
一方、ロッテのチームとしての年間本塁打数の推移は
(2015年)85 本
(2016年)80 本
(2017年)90 本
(2018年)78 本
で、低調そのものでした。
レアードはもともと研究熱心なうえに、ホームランの少ないロッテに呼ばれたという自分の役割を自覚し、さらに昨年12月の息子の誕生に発奮したり、家庭でリラックスできたりの効果も大きいようです。
験が良かったと、ホームランを打つたびに見せる寿司ポーズも今季進化させて、ロッテファンに大いにアピールしています。
ロッテ復活へのネットの反応
出典:ヤフコメ
ファンの期待特に、井上の完全復活を待ち望んでいます。
まとめ
ロッテが戦う軍団に変貌した原因を探りました。
このまま上昇を続けて中盤以降、Aクラス入り、優勝争いに加わるのか今シーズンのロッテが注目されます。
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