バレーのワールドカップ2019男子大会が10月から開幕します。強豪国揃いの男子ですが、日本代表の健闘が期待されます。
今回は10月10日に日本が対戦するロシア代表メンバーに注目してみました。ロシア代表メンバー一覧や、エース選手は誰なのかをシェアしましょう。
バレー男子ロシア代表メンバー一覧
バレーの男子ロシア代表は、旧ソ連代表の流れを汲むナショナルチームです。ワールドカップ出場は2大会連続9回目。
前回大会では4位、リオ五輪は5位。現在の世界ランキングは5位と、強豪国の一つでもあります。
バレー男子ロシア代表メンバー一覧は以下の通りです。
背番号 | 選手名 | ポジション | 年齢 | 身長/体重 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
5 | SERGEY GRANKIN | Setter | 34歳 | 195/96 | |||
1 | YAROSLAV PODLESNYKH | Wing spiker | 25歳 | 198/89 | |||
2 | ILIA VLASOV | Middle blocker | 24歳 | 212/98 | |||
3 | DMITRY KOVALEV | Setter | 28歳 | 198/82 | |||
4 | ARTEM VOLVICH | Middle blocker | 29歳 | 208/96 | |||
6 | ANTON KARPUKHOV | Wing spiker | 31歳 | 197/88 | |||
7 | DMITRY VOLKOV | Wing spiker | 24歳 | 201/88 | |||
8 | ANTON SEMYSHEV | Wing spiker | 22歳 | 201/90 | |||
9 | IVAN IAKOVLEV | Middle blocker | 24歳 | 207/89 | |||
10 | FEDOR VORONKOV | Wing spiker | 23歳 | 207/85 | |||
11 | IGOR PHILIPPOV | Middle blocker | 28歳 | 205/107 | |||
13 | DMITRIY MUSERSKIY | Middle blocker | 30歳 | 218/104 | |||
14 | DMITRY SHCHERBININ | Middle blocker | 30歳 | 205/95 | |||
16 | EVGENII ANDREEV | Libero | 24歳 | 180/72 | |||
17 | MAXIM MIKHAYLOV | Opposite spiker | 31歳 | 202/103 | |||
18 | EGOR KLIUKA | Wing spiker | 24歳 | 209/93 | |||
20 | ILYAS KURKAEV | Middle blocker | 25歳 | 207/95 | |||
22 | ROMAN MARTYNYUK | Libero | 32歳 | 182/75 | |||
23 | ANDREY SURMACHEVSKIY | Wing spiker | 23歳 | 195/85 | |||
24 | IGOR KOBZAR | Setter | 28歳 | 198/86 | |||
25 | PAVEL KRUGLOV | Opposite spiker | 34歳 | 205/98 | |||
27 | VALENTIN GOLUBEV | Libero | 27歳 | 190/70 | |||
29 | KIRILL URSOV | Wing spiker | 24歳 | 194/86 | |||
33 | PAVEL PANKOV | Setter | 24歳 | 198/90 | |||
44 | DENIS ZEMCHENOK | Opposite spike | 32歳 | 203/93 |
ではロシア代表の中のエースは誰なのか、チェックしましょう。
バレー男子ロシア代表のエースは誰?他注目選手も
今回のワールドカップバレー2019に登録されたロシア男子代表メンバーのうち、「エース格」ともいえるアタッカーは、OPのマクシム・ミハイロフ選手でしょう。
08年から代表でプレーする31歳のベテラン。北京五輪では若きOPとして銅メダル獲得に貢献。ロンドン五輪ではソ連時代以来32年ぶり金メダルの原動力となり、自らもベストスコアラーとベストスパイカーの2冠に輝くなど、ロシアきって、世界的にも屈指のポイントゲッターです。
“We were close in every set, but unfortunately for that you don’t win matches”, regretted Russia’s 🇷🇺 @RusVolleyTeam #17 Maxim Mikhaylov, as his team lost to USA 🇺🇸 @usavolleyball 0-3 and said goodbye to the #FIVBMensWCH.https://t.co/vAOR2Kr83i#volleyballWCHs#volleyball pic.twitter.com/P7M6FWDt18
— Volleyball World (@FIVBVolleyball) 2018年9月27日
また世界的な注目選手としては、MBやOPをこなすドミトリー・ムセルスキー選手(30)が挙げられます。大型選手ばかりのWC出場全メンバー中でも「最高クラス」の何と身長218cm。最高到達点は375cmという驚異的な高さを誇ります。
https://twitter.com/sun_SUNBIRDS/status/1121686972160811015
このほか、ロシア男子代表を牽引する「司令塔」、主将のベテランセッター、セルゲイ・グランキン選手(34)も注目されます。チーム断トツの259キャップを誇る、代表チームに欠かせない存在です。
バレー男子ロシア代表に関するネットの反応
出典:twitter
まとめ
ロシア男子といえば、バレーのオールドファンには「無敵の絶対王者」だったソ連時代が懐かしく思い出されるかもしれません。
政府の方針もあって国家を挙げて強化され、60年代から80年代にかけて男子初の欧州選手権9連覇、主要国際大会で合計25個の金メダルを獲得するなど、男子バレー界で圧倒的な強さを誇りました。
ロシアになってからも、五輪ではロンドン五輪まで4大会連続メダル獲得とその強さは健在。最近はやや主要大会の優勝からは遠ざかっていますが、個々の選手はさすがの実力者ばかり。W杯、東京五輪では日本にも相当な強敵といえそうです。