フィギュアスケートの世界では、男女とも日本の選手が、大活躍しているのを目にしますよね。
羽生結弦選手や紀平梨花選手など、多くの選手が表彰台に上る姿を見ると、日本人でよかった~!って感じます。
ゲスな話ですが、フィギュアスケートの選手たちの大会賞金額ってどのくらいなのか?気になりませんか?
アマチュアだからと賞金はないと思ってしまいますが、フィギュアスケートの賞金額を紹介していきましょう。
=目次=
フィギュアスケートの賞金額は?
世界で活躍している、日本のフィギュアスケート選手って、どうやって生活しているのか、不思議に感じたことはありませんか?
ジュニア選手なら、まだ親に面倒を見てもらっているのは、わかるのですが、18歳以上のフィギュアスケートの選手になると、親のすねをかじっているわけにはいかないでしょうからね。
そもそも、フィギュアスケートはアマチュアスポーツですから、表彰台に乗っても、賞金額が出るわけではないと思うのが、一般的な考え方ですよね。
TV中継などを見ている方は、賞金額のことなんて、たぶん気にしたことはないでしょう。
でも実は、フィギュアスケート選手でも、賞金が出るのです!
世界選手権
フィギュアスケート選手にとって一番重圧がかかる、試合が世界選手権でしょう。
成績いかんでは、翌年の世界選手権の出場枠やオリンピックの出場枠に関係がある大会ですからね。
世界選手権で優勝した場合の賞金額は、日本円で490万円!
500万円では、ないところが微妙ですね~
欧州選手権
欧州選手権は、日本のフィギュアスケート選手は出場できないです。
古い大会でもあるので、ヨーロッパでのフィギュアスケートの選手登録した方のみが出れる大会です。
欧州選手権の優勝賞金額は、220万円
意外と歴史が古い大会なのに賞金額が低く感じてしまうのは、自分だけでしょうか?
四大陸選手権
ヨーロッパの選手を除く、フィギュアスケート選手が対象で、アメリカ・アジア・オセアニア・アフリカの持ち回りで行われる大会です。
欧州選手権と同格レベルの大会になっています。
四大陸選手権の優勝金額は160万円です。
欧州選手権と同格なのに賞金額に差があるのは、スポンサーの関係なのでしょうね~。
グランプリファイナル
国際スケート連盟が行っているシリーズ戦になります。
グランプリシリーズは6大会がが、行われ、
アメリカ・カナダ・中国・フランス・ロシア・日本で行われます。
前年度の成績で出場できるかが、決定されるので、意外と厳しい規定のようです。
グランプリシリーズの優勝賞金額は200万円~270万円
6戦すべてに、参戦でき全て優勝してやっと1200万円越え・・・結構厳しい賞金額です。
賞金額をテニスと比べてみた
フィギュアスケート選手の優勝賞金額に、衝撃を覚えてしまいました。
プロ野球の2軍の選手よりも低い年収なんて・・・メドベージュワ選手がかわいそうです。
フィギュアスケート選手以外で、最近注目を集めているのは、プロテニスプレイヤーではないでしょうか。
錦織選手や大坂選手の日本人が、活躍するたびにニュースに取り上げられます。
なかでも、楽天オープン・全米オープンの賞金額とフィギュアスケートの賞金額の比較をしてみましょう。
楽天オープン:優勝賞金額 4220万円 準優勝賞金額 2120万円
全米オープン:シングル優勝金額 4億2000万円 準優勝賞金額 2億710万円
全米オープンの優勝賞金額は、世界フィギュア選手権の優勝賞金額の実に85倍!
楽天オープンの優勝賞金額でさえも、8倍・・・
フィギュアスケート選手が頑張っても、手の届かない天文学的金額なんですね・・・
フィギュアの賞金額が少ない理由は?
フィギュアスケートの大会をTVで観戦している方も多いと思いますが、フィギュアスケート選手の年間賞金額は、一生懸命頑張っても2000万円には届かないのが実状です。
他のスポーツはあれだけの多くの賞金額をもらえるのか不思議ですよね。
一応、一番言われている最大の原因は、「集客力」のようです。
プロテニスの大会では、会場は常に満席で、さらに大会に対しての公式スポンサーがかなりついています。
フィギュアスケートも大きな大会になれば、それなりにスポンサーが付くと思うのですが、それでも賞金額は少ないです。
アマチュアという枠があるからなのでしょう。
でも卓球などは優勝賞金額で1000万円をこえる大会も、存在しています。
それに、夏には大会が開催されないという季節限定スポーツという考え方もあるのでは?とも考えられますね。
試合間隔も他のスポーツ比べて、フィギュアスケートの大会は、期間が開いたりしますから、その影響もあるのでしょう。
日本スケート連盟は、フィギュアスケート選手が獲得した、賞金額の10%を頂くシステムになっているので、フィギュアスケート選手はさ、さらに賞金額が減額されてしまうのです。
フィギュアスケート選手は、頑張ってスポンサーを見つけたり、CMなどに出て賞金額を稼ぐしかないのでしょうね~。
まとめ
フィギュアスケート選手の賞金額の少なさについて紹介してきました。
一番高い賞金額の大会でも優勝して500万円しかもらえない
諸金額が少ないのは、集客力がないため
年間の収入は最大でも2000万円に届かない
これでは、金メダルを取って、プロに転向して、アイスショーをした方が、稼げるのでは?と思ってしまいますよね。