グループリーグ第3節のエクアドルとの正念場を迎える日本代表のコパアメリカ決勝トーナメント進出のための条件を場合分けして見て行きます。さらに、決勝T進出した場合の準々決勝の予想相手チームがどこになるかを見ました。
コパアメリカ決勝トーナメント進出の条件は?
コパアメリカ決勝トーナメント進出の条件を場合別に細かく見て行きましょう。
グループCの現在の状況は以下です。
<日本がエクアドルに負けた場合>
Cグループで日本の4位が確定しますので、グループステージ敗退となります。
<日本がエクアドルと引き分けた場合>
勝ち点2、得失点差-4は変わりませんので、Cグループ3位が確定します。
他グループの3位のいずれかを上回れるかが条件です。
グループA及びBの現在の状況を以下に示します。
Aグループ3位に対しては、勝ち点2のベネズエラを上回るためには、得失点差0のベネズエラが4位ボリビアとの戦いで、5点以上の大敗を喫することが条件となります。かなり可能性は小さいと考えられます。
Bグループ3位 勝ち点2のパラグアイを上回るためには、得失点差0のパラグアイが1位コロンビアとの戦いで、5点以上の大敗を喫することが条件となります。
第3節はカタール、アルゼンチンの戦いですので、両者が引き分けた場合でも、いずれも勝ち点2となり、得失点差で日本を上回る可能性が高いと考えられます。いずれかが勝てば勝ったチームは2位に、負けたチームは4位となります。
以上から日本が、両グループの3位のいずれかを上回るのはかなり難しいと言えます。
<日本がエクアドルに勝った場合>
Aグループ3位に対して、
ベネズエラがボリビアを破った場合、勝ち点5となり、日本を上回ります。ブラジルペルー戦で負けたチームが勝ち点4で3位となりますが、現時点での得失点差はそれぞれ、3と2であり、-4の日本がこれを上回るのは、かなり難しいように思えます。
ベネズエラ、ボリビアが引き分ければ、勝ち点は4に届かず、日本がこれを上回ることになります。
Bグループ3位に対して
パラグアイがコロンビアに勝った場合、カタールとアルゼンチンの勝者との争いとなります。
現時点での得失点差はそれぞれ、-1と-2であり、-4の日本がこれを上回るのは、そう簡単ではないかもしれません。
カタール、アルゼンチンが引き分けると、いずれも勝ち点2となり、日本がこれを上回ります。
コロンビアがパラグアイに勝った場合は、3位が勝ち点2となりますので、日本がこれを上回ります。
以上まとめますと、日本の決勝トーナメント進出の条件は次のようになります。
(1)日本がエクアドルに勝ったうえで、
(2)グループAで、ベネズエラ、ボリビアが引き分ける。
または、
グループBで、コロンビアがパラグアイに勝つ
または、グループBで、カタール、アルゼンチンが引き分ける。
決勝T行くなら、準々決勝は日本はどことあたる?
日本がグループCの3位として、決勝トーナメントに進出すると、準々決勝でグループAの1位と対戦することになります。
開催国でFIFAランキング3位のブラジル、または過去にこの大会で、優勝(2004年)や3位(2011年、2015年)となっているペルーのいずれかということで、いずれも強豪との戦いということになります。
思い切ってぶつかって行くしかないですね。
ウルグアイ戦のネットの反応
次のエクアドル戦は勝ちたいなぁ!!頑張れ日本!!
出典:ヤフコメ
勝たなかったのは、残念ですが、ウルグアイ相手の引き分けを評価する声が多そうです。
是非次こそ勝利をとの声が大きいようです。
まとめ
1分け1敗の日本のコパアメリカ決勝トーナメント進出の条件を細かく見てきました。
日本が3位通過した場合準々決勝で、ブラジルまたは、ペルーと当たることになります。
決勝進出には、エクアドルに勝つことが必須条件です。
是非勝って、準々決勝で、ブラジルかペルーと当たることがこの若いチームの今後にきっと生きると思えます。
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