サッカー 国際大会

チャンピオンズリーグ決勝のルールは?なぜ一発勝負なの?

更新日:

2018-19シーズンのUEFAチャンピオンズリーグもいよいよリヴァプールvsトッテナムの決勝戦を迎えます。
決勝トーナメントでは、準決勝まで、ホームアンドアウェー方式で勝敗を決めていすが、決勝戦だけは一発勝負です。なぜなのでしょう?

チャンピオンズリーグ決勝のルール・なぜ一発勝負なの?

チャンピオンズリーグの決勝のルールがなぜ一発勝負なのかを見て行きましょう。

決勝トーナメントは16クラブによるホームアンドアウェー方式によるトーナメントで、2試合の通算得点が同じ場合はアウェーゴールの多い方が勝者となるルールに従っています。
ところが、決勝戦だけは、事前にUEFAにより決定された試合地での一発勝負となり、90分で決しない場合は延長戦を行い、さらに決しない場合はPK戦となるルールとなっています。

決勝のみが一発勝負となる理由として次の5つの理由が挙がっています。
1. 決勝もホームアンドアウェー方式だと、いずれかの地元の多くのサポーターが優勝の瞬間を会場で観ることができないという不公平が生ずるから。
2. トーナメントは、1試合で決めるのが、伝統としての本来の姿で、準決勝までのホームアンドアウェー方式は、公平性や収益性を配慮して取り入れられたにすぎません。
3. 収益性をあげるため。
チャンピオンズリーグ決勝の場所と日時が予め決められているので、観客は前もって旅行を計画することができ、価格を高く設定できます。
テレビなどメディアはホームアンドアウェーの2試合より、1回の対決にもっと多くの対価を支払うことになる。アメリカのネットワークがバスケットボールの決勝を1試合にするのと同じケースです。
4.チャンピオンシップ決勝を1回限りの試合とするのは、ホームアンドアウェー方式より、公平性に優れています。
あるチームが最初の試合を主催し、次に相手が2番目の試合を主催することにするよりも、リーグ主催者によって予め決められた日時に中立的な場所で、行われるため、公平で手配が簡単です。
その方が、より多くのドラマと興奮を生み出すことになります。
5.中立的な会場で行うことが大事。
ホームアンドアウェー方式で行われるなら、それほど観客を魅了することはないでしょう。
それは90分のシングルマッチでなければなりません。
そして、それは名誉ある決勝戦です、それはワールドカップ決勝戦の後で最も観られた試合です!

纏めますと、
予め決められた日時に両チームにとって中立的な会場で行うのが、公平で、UEFAにとっても手配しやすく、観客も旅行の予定を組むことができ、1回限りの試合で集中して盛り上がります。
放映権、地元へのお金も落ちるなど収益性もあるというところでしょうか。

チャンピオンズリーグ決勝のルールに皆納得してる?

アジアチャンピオンズリーグ(ACL)の決勝戦は、昔は、一発勝負でしたが、次の理由で、ホームアンドアウェー方式に変更されました。

・決勝会場の地元チームが決勝に進出したため、相手チームにとっては、完全アウェー状況で試合をすることになり、あまりに不平等であった。
2011年、2012年と連続で、韓国の決勝会場に、地元韓国チームが決勝に進出したことがあった。
・地元に縁がなく、且つ知名度の低いサウジアラビアやイランチームが決勝に進出したために、観客が半分にも満たない事態が起こった。

懸念点としては、これらのことが考えれられますが、サッカーが盛んなヨーロッパでのチャンピオンズリーグでは、
各チームそれぞれ知名度があり、ファンが良く知らないチームが決勝戦にということはまず起こりえないと思われます。

また、これだけ数の多い強豪チーム間の戦いとなっていますので、決勝会場の地元チームが決勝に進出したことはこれまでありませんし、その確率は、ACLに較べるとかなり低いのではないでしょうか?

ネット上でも、なぜ?というコメントはあっても、納得できないという強い意見はないようです。

アジアとヨーロッパだと違いは大きいな

今年のチャンピオンズリーグ決勝はどこでいつやる?

トッテナムにとっては、クラブ史上初、リヴァプールは2年連続のCL決勝進出となります。
11年ぶりにプレミアリーグ勢同士が対戦するとあって、手の内を知り尽くした者同士の戦いとなり、好ゲームが予想されます。

トッテナムvsリヴァプールの決勝戦は、現地時間6月1日21時に、中立地であるアトレティコ・マドリーの本拠地、エスタディオ・メトロポリターノ(スペイン・マドリード)スタジアムで行われます。
日本では、6月2日(日)4:00~DAZNで独占放送されます。

リヴァプールvsトッテナムに関するネットの反応

CL決勝 リヴァプールvsトッテナムというプレミア対決になったんか サッカーファンなら絶対好カードやと思うけど
CL決勝リヴァプールvsトッテナム EL決勝チェルシーvsアーセナル これはもう来季以降のチャンピオンズリーグ出場権はプレミアは7枠くらいでいいんじゃね?
リヴァプールVSトッテナムとか激アツ(大当たり)すぎる サラーもフィルミーノも帰ってくるしリバポ勝てると信じたい!
監督が1番嬉しそうやもんw リヴァプールvsトッテナムなんて いつもやってんのに CL決勝は楽しみやわぁ クロップも好きやから もうどっち優勝してもスタオベ
CLがリヴァプールvsトッテナム ELがアーセナルvsチェルシー 共にプレミア勢。 こんな事って、過去にもあったのかなぁ

出典:ヤフコメ
ファンの期待は大きいようですが、英国プレミアリーグ同士の対決がスペインで行われると言うのも、決勝ルールのためですね。

両チームの英国人のファンは、わざわざ海を越えて応援に行くこととなります、

まとめ

チャンピオンズリーグ決勝のルールはなぜ一発勝負なのかについてまとめてみました。
納得いただけたでしょうか?

スペインで行われるプレミア対決の決勝戦の盛り上がりはどうなるのでしょうか?注目です!

日曜なら4時起きもできそう!

-サッカー, 国際大会

Copyright© スポッピ! , 2022 All Rights Reserved.