ボクシングWBO世界フライ級王者・田中恒成選手の初防衛戦が16日に迫りました。田中選手がデビュー以来憧れる元世界ライトフライ級王者・田口良一選手との「運命の一戦」です。
「平成最後のボクシング界最高の試合」との呼び声も高いこの一戦。必見ですが、放送時間は?残念ながら生放送が見られないという秋田・徳島・佐賀・福井の4県では、どうやって見ればいいのでしょうか。
田中恒成vs田口良一の放送時間
世界最速の3階級制覇王者・田中恒成選手と、元2団体統一王者・田口良一選手。田中選手はかねて先輩の田口選手に憧れを抱き、対戦を熱望していました。
ライトフライ級時代に一度は両者の王座統一戦が実現直前まで至りましたが、田中恒成選手が試合で大怪我を負ったため、白紙に。このほど田口選手がフライ級に上がったことで、ようやく対戦が実現しました。
実力が伯仲し、激しい打ち合いにも強い二人だけに、互いに一歩も引かず判定にもつれる激戦になるとの見方も多い注目の一戦。ライブの放送時間は次の通りとなっています。
・16日午後4時~ TBS系列地上波テレビ全国生中継
ファン垂涎の試合だけに無料の地上波放送で見られるのはとてもいいニュースのはずですが、残念なことが一つあります。全国放送にもかかわらず、秋田・徳島・佐賀・福井4県では見られないのです。
これは、4県にはTBS系列のテレビ局がないからです。民放のキー局、準キー局の番組は、県によっては系列局がないため、生視聴できないというケースがままあります。
ではこの4県で田中恒成vs田口良一戦を見るにはどうすればいいのでしょうか。
#ボクシング #田中恒成 #田口良一 #CBCテレビ
3/16(土)に行われるWBO世界フライ級タイトルマッチの
発表記者会見のフルバージョンをCBCのHPにUPしました。
宿命の対決、今から待ち遠しいです。試合はJNN系全国生中継です。https://t.co/fDJ1GAUWcR pic.twitter.com/qtML4WFWFK— SOUL FIGHTING (@soul_fighting) January 10, 2019
TBSがない秋田・徳島・佐賀・福井で見る方法とは?
TBS系列の全国28テレビ局では、16日午後4時からの放送時間にライブで視聴できる田中恒成vs田口良一戦。しかし、TBS系列の局がない秋田・徳島・佐賀・福井各県では、この放送時間には地上波テレビ生中継は見られません。
では他に視聴する方法はないのでしょうか。民放の地上波テレビは法律で広域放送(関東、関西など)、県域放送(各都道府県)の放送エリアが決まっており、原則として他県の放送は受信できません。
ただ地形などによる難視聴対策のケーブルテレビや、電波が届く県境などでは隣県のテレビ放送を視聴できる場合もあります。実際にこの4県のうち徳島、佐賀県は、地理的に近畿や福岡県に近いため全チャンネルの地上波放送を視聴できるといわれます。
秋田、福井県でも一部地域ではケーブルテレビ加入でTBS系列の番組を視聴できるようです。ただ、ケーブルテレビに加入しておらず、県境でもない地域の県民はどうやれば「田中vs田口戦」を見られるのでしょうか。
衛星放送のBS-TBSやCSのTBS系のチャンネルを契約すれば、全国どこでもTBSの一部放送を見ることができますが、地上波と同一ではありません。
というわけで残念ながら、他県の地上波を受信できない秋田・徳島・佐賀・福井4県の地域では、田中vs田口戦の生視聴は難しそうです。
TBSが提供するネット動画配信「Paravi」では、現在田中恒成選手の過去の試合を配信していますので、16日の試合も後日配信される可能性は高そうです。Paraviのサイトを随時チェックし、アップ後に視聴するのも方法の一つといえます。
9月に木村翔選手を破り、世界3階級制覇を果たした田中恒成選手が練習を本格的に再開。さらにWBO世界最高試合の表彰を受けた喜びを語りました #田中恒成 #ボクシング #CBCテレビ #イッポウ pic.twitter.com/HEUBzKsIwv
— SOUL FIGHTING (@soul_fighting) November 8, 2018
田中恒成vs田口良一の予想まとめ
3/16
一年越しの対決。
正直いつかは...と思っていたけど
早かった。
階級も立場も色々変わったが
戦いたい気持ちは変わらない。
選択の防衛戦なら
まず戦いたいのはこの人。
色んな思いはあるけど
やる事は一つ。
思いっきり倒しにいきます。#田口良一#田中恒成 pic.twitter.com/oYms2qzE8D— 田中恒成/KOsei Tanaka (@KOsei530) January 10, 2019
出典:twitter
まとめ
岐阜や名古屋の地元での試合が多いこともあって、世界的な高評価の実力選手ながら全国区の「知名度」にはやや足りない田中恒成選手。
昨年、木村翔選手を下した世界戦は「年間最高試合」にも選ばれた激闘でした。32歳と残された時間が少ない田口選手は、今回、階級を上げいきなり世界王座への挑戦。ボクサー人生をかけた覚悟が見え、木村戦以上の壮絶な戦いも予想されます。
全国中継というかつてない注目の中、どちらの実力者が新しい名声を得るのか、目が離せません。
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