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甲子園プラカードガールはかわいいが選考基準だった時代も!どうやって決めている?

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8月6日から、甲子園球場で始まる夏の甲子園。この大会の華が開会式で、代表校のプラカードを持って選手を先導するプラカードガールです。
かわいい女子高生がとても多いように見えるのですが、選考基準に入っているのでしょうか?
その変遷の歴史を見てみました。

甲子園プラカードガールはかわいいが選考基準だった時代も

いまでは甲子園プラカードガールは現在ならとても公にすることなどできない「かわいい」が選考基準だった時代もあったそうです。

開会式で、プラカードガールの行進を見るのを楽しみにしているファンも多いようです。

どのようにして始まったか、時代とともにどのように変遷していたか歴史を見てみましょう。

最初にプラカードガールが登場した1949年(昭和24年)の31回大会から、プラカードは地元の西宮市立西宮高校の女子生徒が持ち現在に至ります。

女子校から共学になったばかりの頃らしい

戦後、高校野球が再開された際、学制改革で代表校に多数の新制「高校」が出場してきました。
そこで、これらの無名高の校名を知ってもらうために、プラカード案が提案されましたことから来ています。

この提案者が、兵庫県高校野球連盟の理事で西宮市立建石高校(現・市立西宮高校)の教諭で、「うちの生徒にプラカードを持たせたら」と提案し、実現したということです。

当時の選考基準は4つあり、
(1) 身長155センチ以上
(2) 身体強健
(3) 運動選手
(4) 容姿端麗
ということで、「かわいい」も選考基準に入っていました。
当初は3年生が担当していたそうです。

プラカードガールは毎年話題に

プラカードガールの選考基準

時代とともに選考基準の変化を見てみましょう。

当初は3年生が担当していたんですが、自分の担当校が勝ち進むと気になって受験勉強に集中出来ない、ということで、1、2年生となり現在は2年生が担当しています。

時代とともに、(3)、(4)の基準が外され、1992年には「身長155センチ以上」という基準も「より多くの生徒にチャンスを」などとして外されました

従って、(2)身体強健のみが残っています。
確かに炎天下で、長時間プラカードを持って歩き、開会式の間立っているのですからさすがにこれは外せません。

実際、2017年夏の甲子園(第99回)の炎天下の 開会式で、来賓者の挨拶中に、熱中症の症状でプラカードガールが真正面に倒れてしまうということも起きたそうです。

では校内オーディションはどのように行われるのでしょう?
オーディションの審査基準は、
・姿勢
・リズム感
・球児の行進を引き立たせる存在感(?)
だそうです。

プラカードに見立てた竹の棒を持ち、大会行進曲にあわせて体育館をひと回りし、歩くリズムや姿勢を審査されます。

尚、選ばれた生徒達は、校内練習、リハーサルを経て6日(火)の甲子園開会式本番に臨むのだそうです。

同校の今年の予定表では
8月1日(木) 甲子園練習(PM.グランド)
8月5日(月) 甲子園開会式リハーサル
となっていました。

今年は、65人の枠に、対象となる2年生137人中106人が応募し、7月11日(木)にプラカード゙選考会が行われ、結果が7月19日(金)に発表されました。

このプラカードガールに憧れて、わざわざ西宮市立高校に入る生徒もいるそうです。

プラカードガールに関するネットの反応

高校野球開会式。プラカードガールの制服は中学生の頃の憧れだったわ。
プラカードガール人生で1回はやってみたかった(無理)
女子選手が出れないのが時代に合わない封建的なルールなんて言うなら、プラカードガールの役を男がやったっていいだろって声もあっていいと思う
今日の高校野球の開会式で、あれだけ熱中症の危険と言われながら朝日新聞社長やら大会審判長やらの無駄な挨拶が長いこと長いこと。選手、プラカードガールが不憫だったよ。
みんな好きでやってるんだからいいじゃん。強制されてやってるわけじゃないし。それにアナウンスとかすごい華のある仕事だと思うけど。実際アナウンスやりたい人もプラガールやりたい人もたくさんいるわけだし。

出典:ヤフコメ
憧れやら、時代からずれているのではなど様々なの意見がありました。
でも、ボーイでは華になりませんね。

私もやってみたい!

まとめ

甲子園プラカードガールの選考基準の時代とともにどう変わっていったかを見てきました。

プラカードガールとともに、今年の夏も熱気に包まれた昨年のような好試合で盛り上がると良いですね。

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