ボクシングの重量級の世界チャンピオンになると、億単位のファイトマネーがよく話題になります。
一方日本においては、井上尚弥選手を例外として、億単位の話はほとんど聞かれません。
日本のトップクラスの選手の1人、2019年12月31日にウラントロハツとのタイトル防衛戦を行う、WBOフライ級チャンピオン田中恒成選手のファイトマネーはどのくらいなのでしょうか。
田中恒成のウラントロハツ戦のファイトマネー予想
大晦日に東京で試合決まりました‼︎
三度目の防衛戦。
面白い試合魅せます😁‼︎
俺の番だ‼︎#photo_by_andre_ueda #大田区総合体育館 #大晦日#田中恒成 #koseitanaka pic.twitter.com/lS4XDNkMje— 田中恒成/KOsei Tanaka (@KOsei530) November 19, 2019
田中恒成選手が2018年9月にWBO世界フライ級タイトルマッチを行い、木村翔選手からベルトを奪取しています。
この時は田中恒成選手はチャレンジャーの扱いでしたから、勝利した場合でもファイトマネーは数百万円といわれています。
世界チャンピオンになった試合で数百万円です。 命がけのトレーニングをして、試合を戦って、わずかこれだけかと思った方もいるでしょう。
人気があって、集客力があれば比較的軽いクラスでも報酬は高くなります。
一般的に重いクラスの方が圧倒的に人気を集めやすいので結果、階級が重い程は高くなる傾向になるようです。
田中恒成選手の階級はフライ級ですから、軽い方から3番目の軽さのクラスです。
軽いクラスで集客力が弱いということもあり、安くなってしまうと考えてしまいます。
それでも防衛を続けていけば、ファイトマネーは高額化していきます。
初防衛で1000~2000万円といわれるフライ級ですから、今回のウラントロハツ戦に勝利して3度防衛を果たせば、5000万円をこえて来るのではないでしょうか。
ファイトマネーの金額は妥当か?
10/26〜11/5
アメリカ🇺🇸キャンプ
スパーリング始まりました‼︎#photo_by_andre_ueda #koseitanaka #america #lasvegas pic.twitter.com/EyVWUEgf9i— 田中恒成/KOsei Tanaka (@KOsei530) October 29, 2019
田中恒成選手のファイトマネーは、どのくらいなのか?や他の競技の場合とはどう違うのでしょうか。
元スーパーフライ級の世界チャンピオンの飯田覚士さんの場合、田中恒成選手のフライ級より1つ重いクラスですが、1試合で最高5000万円もらったことがあるようです。
飯田覚士さんが世界チャンピオン時には、K-1や総合格闘技などなく、景気も悪くはない状態でしたから、スーパーフライ級でも5000万円もの金額を手にできたのでしょう。
田中恒成選手の年齢は24歳ですから、そのあたりの他の競技の選手の年収はどのくらいあるのでしょう。
卓球 石川佳純(26歳)年収5000万円前後
バトミントン 桃田賢斗(25歳)年収2000万円前後
日本のトップ選手2名の年収ですが、この年収にはスポンサー契約金が含まれていますから、田中恒成選手と純粋な比較にはなりませんが、世界チャンピオンにならないと、ボクサーだけでは生活していくことは難しいみたいです。
それにファイトマネーのうち約1/3は所属ジムにわたる事になっているので、結構厳しい条件のようにも思えます。
田中恒成のファイトマネーに関するネットの反応
参考:https://bit.ly/2rhPRWD
まとめ
WBO世界フライ級チャンピオンの田中恒成選手のファイトマネーについて紹介してきました。
アメリカのヘビー級のファイトマネーを見ると日本円で140億円や90億円という数字が出てきたりします。
ボクシングのマーケットの大きさと、重量級の人気の大きさを実感してしまいます。
日本人は軽いクラスのボクサーが多く、マーケットもアメリカに比べて小さいですから、ある程度低いのはやむを得ないのかもしれません。