ロンドンオリンピックミドル級金メダリストで元WBA世界ミドル級王者の村田諒太。
ボクシング元5階級王者のメイウェザーが村田諒太とのエキシビションマッチに興味を示していると話題になっています。
村田諒太がミドル級であるのに対し、メイウェザーは最も軽い階級の時はスーパーフェザー級です。
かなりの体重差がありますが、果たして対戦可能なのでしょうか?
村田諒太とメイウェザーの体重差は?
村田諒太とメイウェザーの体重差を見ていきましょう。
村田諒太はミドル級で69.853〜72.575kg。
それに対してメイウェザーは昨年末の那須川天心戦では契約体重の66.7キロ(スーパーウェルター級)をクリアしたと発表されていることから、体重差は最大で5.8kgとなります。
さらに、メイウェザーが最も軽量級で戦ったスーパーフェザー級だと57.153〜58.967kgなので、体重差は最大で15.4kgにもなります。
平たく言うと、
・村田諒太=ミドル級
・メイウェザー=一番重い時がスーパーウェルター級
ミドル級(69.853〜72.575kg)とスーパーウェルター級(66.678〜69.853kg)は1階級の違いです。
メイウェザーと村田諒太の対戦の可能性は?
【メイウェザー 村田と対戦興味】https://t.co/5DJVTbR4Wz
メイウェザーが自家用ジェットで来日、緊急会見を行った。格闘技イベントを年内にも日本で開催すると発表。自身もエキシビションマッチをする予定で、関係者は村田諒太に興味を示していると話した。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) April 9, 2019
記憶に新しいのは昨年末のメイウェザーVS那須川天心です。
前日の計量で天心が62.1kg、メイウェザーは66.7kgで4.6kgの体重差がありました。
その体重で戦い続けたメイウェザーは、やはりパワーも段違いで、那須川天心からダウンを奪いました。
今回の村田諒太との対戦が実現すれば、那須川天心戦よりも体重差は1kg以上大きく、実現が可能なのかが疑問です。
さらに、村田諒太はメイウェザーVS那須川天心の際、
“茶番だ見世物だ”
“一生懸命ボクシングしてる選手がアホらしくなる”とフェイスブックで発言しています。
そんな村田諒太がはたしてメイウェザーの対戦を受け入れるのでしょうか。
村田選手の反応が出ました。
真っ向から否定するかと思いましたが、いろいろ配慮したのかやんわりと断っている感じですね。
村田諒太、メイウェザー対戦候補浮上に「光栄です」 https://t.co/GNXIQygSxb
— 高田氏 #MMAアンケート (@MMA_question) April 11, 2019
メイウェザーの狙いは?
メイウェザーはインタビューで今回、自身プロデュースによる格闘技イベントを開催する理由について、
“日本でのカジノビジネスで数百億の資金を集め、ビッグファイトの実現につなげるプラン”だと答えています。
昨年末の那須川天心戦ではRIZIN協会もこれまでで最高額のファイトマネーとコメントしていることから、全く想像のつかない大きな額だったと思われます。
日本は次のラスベガスと発言していることからも、日本で開催すればお金が稼げると思っているようです。
“金の亡者”の次の狙いは日本のようです。
メイvs村田に関するネットの反応
まとめ
今回のメイウェザーの発言には疑問が多く残ります。
最も疑問なのは体重差です。
メイウェザーは負ける可能性がある相手とはリングに上がらないとも言われていることから、ただのリップサービスかもしれません。
ボクシング界最高のプロモーターであるメイウェザーは常に話題を振りまき、マネーを得ているのではないのでしょうか。