米メジャーリーグ(MLB)は開幕から2週間が過ぎました。昨季あと一歩で届かなかったワールドチャンピオンを再び目指すナ・リーグ西地区のドジャースは、8日時点で8勝2敗の1位と開幕ダッシュに成功しています。
先発ローテーションの一角を担う前田健太投手も2連勝と上々のスタートを切り、次回日本時間11日のカージナルス戦で先発3連勝を狙います。「先発マエケン」は今シーズン定着できるのか。最新の海外の反応などをまとめました。
前田健太の海外の反応最新
ドジャースの前田健太投手は、今季3番手投手として先発ローテを任され、これまで2試合に先発し計11回2/3、4失点、被安打9、被本塁打3、防御率3.09で2連勝を挙げています。
2試合とも調子は決して万全とはいえないようでしたが、要所で何とか踏ん張り、打線の好調さもあってチームの快進撃に貢献できています。
本人も「制球は最悪。あり得ない」と首を振りながらも、「悪い状態でもまとめられた。勝ちが付いたことはすごく大きい」と前向きに捉えていました。
ただ最新の海外の反応は、近年の前田投手が救援に回るイメージが強いためかやや〝様子見〟のようです。
出典:twitter
https://twitter.com/Dodgers/status/1112197591712710656
前田健太の2019年の成績予想
メジャーで4年目のシーズンを迎えた前田健太投手。ここ2シーズンは先発であまり結果が良くなく、途中で救援に回っているだけに、今季こそは先発ローテーションを1年間守ることが第一の目標になります。前田投手自身、先発へのこだわりやプライドは強いはずです。
ドジャースは西地区6連覇中というMLB屈指の強豪。先発投手陣も30球団有数の充実ぶりです。前田投手自身その一角を務めることを意気に感じつつも、「自分の投球をすれば長い回は投げられる。結局は結果を残すしかない」と〝生き残り〟へ決意を新たにしているようです。
最新の海外の反応では「先発で」「救援がいい」と意見が分かれているようですが、前田健太投手としては、メジャー1年目の「16勝、登板175イニング」を超える成績を挙げることで、「強力先発陣」の座を揺るぎないものにしたいところです。
まとめ
今季、地区7連覇とワールドチャンピオンを狙うドジャースは、早くも独走の兆しを見せています。エースの左腕カーショー投手が故障で出遅れているにもかかわらず、早くも6本塁打の4番ベリンジャー選手が牽引する強力打線の猛打で、投手陣が多少打たれても「取られたら取り返して勝つ」試合の連続。
前田投手も調子がいまひとつながらも、絶好調な打線の助けもあって、試合をつくり結果に結びついていることから悪いイメージは少ない様子です。
田中将大、ダルビッシュ有、大谷翔平投手ら、最高峰の舞台で戦う日本を代表する投手の一人として、今季こそぜひタイトルに届く活躍に期待したいものです。
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