イチローが超がつく偏食で、毎日カレーを食べていたという話は有名です。
途中で2017年ごろにはやめたという話が出ていましたが、ある時期まで朝昼兼用でカレーを食べていたのは事実です。
ご存知の人も多いと思いますがイチローは学生時代の成績は抜群で、野球をやっていなかったら東大に行っていただろうと先生も言っており、
番組出演時の話を聞いても人体解剖学を理解していると見受けられます(例:「肩の力を抜くには、膝の力を抜かなきゃならないの」等の発言)
そのイチローが栄養学を理解していないとは思えません。
それとも、そもそも我々一般人が「満遍なく6つの栄養群を食べよう」という考えが間違っているのでしょうか?
なんだかイチローのパフォーマンスを考えると分からなくなってきたので調べてみました。
イチローがカレー偏食だった理由
イチローがカレー偏食だったのは事実ですが、理由についてはイチロー本人が明確に言っているわけではないので
セリフの節々からの推測になります。
プロフェッショナル仕事の流儀は全部見たのですが、カレー偏食は本当で
自宅の超大型冷凍庫に、弓子夫人が作ったカレーが小分けされてたくさん置いてありました。
弓子夫人が忙しくて作れなかった時のことも考えて冷凍があるのです。
弓子夫人も2009年から美容室などビジネスを展開して100億円くらい稼いだと言われています。
弓子夫人はもちろんイチローのリクエストに応えてのことですが
イチローがカレー偏食だった理由として考えられる情報は
・ルーティンを大切にする選手だから、カレーを食べると最高の状態になれるというルーティンを守りたかった
・好きなものを食べないというストレスはよくないと考えていた(日本に戻ると牛タンばかり食べてるらしい)
・バーモンドカレーのCMに出ていたのは関係あるかないか...
これくらいですね!
イチローはカレーはシンプルに何も上に置かないで食べていました。これもプロフェッショナルで言っていました。
カレーはご存知のように完全栄養食品ではありません。
日本のルーを溶かすタイプでしたら、むしろ脂質が多いです。
粉で作っていたら違いますが、恐らくあれはルーで作ったのものなのでは?
いわずもがな、栄養学的には毎日カレーなんて、栄養が偏るし、不足するものが多々出てきます。
あまり肉がたくさん入っているわけではなかったので、タンパク質なんて確実に足りてないと思われます。
偏食の有名人
イチローは栄養学の知識はあったと思われますが、
栄養に関しては栄養学に全く沿わず、独自の偏食を貫いたようです。
ここで、私ら一般人が学んだことと全然違う!ということが分かると思います。
3食べて、一日に必要な栄養素それぞれを満たすように...うんぬんかんぬん言われていますが
そんなことをしなくても成功している人が山のようにいるのが分かります。
まずトランプ大統領。
賛否両論ありますが成功者に変わりありません。
天然ではなく計算してるとは思うのですが、多分有能なんじゃないでしょうか...(知らんけど..)
有能だとして彼の偏食もよく知られています。マクドナルド大好きで
あの歳でハンバーガーとコーラをバクバク食べています。
有名な投資家のウォーレンバフェットも超偏食有名です。
1日にチェリーコーク5本というのも嘘ではないようで、とにかくジャンク好きで
自身でも「食事に関しては6歳の子供だ」と言ってるらしい
出典:https://www.businessinsider.jp/post-106299
スポーツ選手に目を向けると...
中田英寿:お菓子が大好きな超偏食
宇野昌磨:野菜は苦手。肉ばかり食べる
山田哲人:マクドナルドのチーズバーガーで増量
稲葉篤紀:ポテトチップス大好き
:「魚は食べない。肉しか食べない。肉でも焼肉系が大好きで鳥のささ身とかは駄目。
野菜はまず食べない。飲み物はスポーツ飲料。炭酸飲料、缶コーヒー。お菓子ばかり。」
出典:https://goo.gl/ThmVi9
内村航平:ブラックサンダーを試合中にも食べる。チョコ好き
:1日1食。夜に肉を中心に食べるがバランスは無視
出典:https://smart-flash.jp/sports/31018
ということで、大谷選手なんかは意識してやっているそうですが、
すごい人の中にはこういった偏食の人多いんですよね....。
栄養学矛盾はどう説明される?
これは、推測しかできません。
もちろん世界にも火山の近くに住んでいる部族?が水と塩しか食べてないというのがNHKでやっていましたし
他の部族もそこでしか栽培されないものしか口にしていませんが生き続けています。
つまり、人間は「対応」しますので、自分の栄養状態に体が慣れていって、対応していったと言えるのではないでしょうか(完全素人説...)
素人の推論ではありますが、一般的に「正しい」とされることはあくまで優位性の問題であって
人類に100%あてはまるものではありません。
清潔の方がいい、みたいなのも結局清潔にしすぎることによって、皮膚などの抵抗力・免疫力がさがったことで
アレルギー・アトピーが増えてきていると言われています。
つまり、それまで不潔な環境でも対応してきたわけで、それに対応できる免疫力などを獲得していたということで、
環境に合わせて人の体は対応していくものだから、栄養学とかの正しさが絶対ではないということ言えるのではないでしょうか。
彼らアスリートは、自分の感覚に敏感で、いいと思う方向性にただ行っただけでしょう。
こだわりが強く、脳が偏重しやすい傾向にもあったような気がしますが。
まとめ
いかがでしょうか?イチロー引退の今日、たまたま私もカレーを食べていまして
こんなことを調べてみましたが、世の中の正しさに絶対はないというのが分かります。
うちの妻も無添加に狂っておりまして、無添加じゃないと許せない病なのですが、
イチローも内村航平も、バフェットも皆添加物たくさん食べてるが成功してる、と言ったら
かなり怒られてしまいましたが
これらから分かるのは自分の感覚を大事にして、いい方向にいけたらいい、というところでしょう。
彼ら偏食も、もちろん偏食して成績が悪かったらそれをやめていたことでしょう。
偏食して「いい感じだ」と思ったから続けたはずです。
そういう感覚を我々一般人も、例えば子供がもしそうであったら、一度立ち止まって「この子にはこれが合っているのか?」と観察することも大切なのかもしれません。