ボクシング元5階級制覇王者で、プロ50戦無敗という偉業を成し遂げた「金の亡者」メイウェザー元選手が、村田諒太選手との対戦を模索していると報じられています。
一度陥落した世界ミドル級王者に、7月に再挑戦する村田諒太選手。もしメイウェザー戦が実現するとすると、どんな展開が予想されるのでしょうか。ファイトマネーはやっぱり巨額なのか?ネットの反応とともにまとめました。

メイウェザーvs村田諒太実現するなら予想は?
昨年の大晦日、那須川天心選手とのエキシビションが話題になったメイウェザー元選手。今年4月に再び来日し、記者会見を開きました。
メイウェザー元選手の今回の来日は、法案成立で可能になった日本でのカジノビジネス展開が目的。会見では米ラスベガスのように、日本でもカジノと格闘技のビッグマッチをプロデュースしたいとの希望を語りました。
そして自分自身もエキシビションマッチを行うと表明。「どういうカードにすれば盛り上がるか考えて、仕掛けている最中だ。交渉中なので、今はまだ名前は出さない」とし、相手の名は明かしませんでした。
しかしスポーツ紙や週刊誌報道によると、念頭にあるのが村田諒太選手だとの見方も。メイウェザー側関係者は、年末を視野に開催できないか、村田サイドやJBCとも交渉を行っていると話しているそうです。
村田選手は現役ボクサーだけに、ライセンス問題もあり那須川戦のように簡単には開催できない、との指摘もありますが、メディアでは「パンチ力なら村田が上。メイウェザーは過去ミドル級では勝ったことがなく、実現すればかなり見応えある試合になる」との予想も聞かれます。
ファイトマネーが増額の噂も...
突如対戦予想が浮上した、まさかの「メイウェザーvs村田諒太」戦。本当に年末などに実現すればファンには魅力的ではありますが、気になるのは「金の亡者」相手だけに、ファイトマネーが幾らになるのか。
メディアによれば、関係者は「メイウェザーvs村田諒太戦が実現すれば、フジテレビで放映して、ファイトマネーも那須川戦の2倍ほどにすることも考えている」とも話しているそうです。
昨年末の那須川戦では、メイウェザー側へのファイトマネーは10億円だったともいわれていますので、この話が本当なら数ラウンドのエキシビションで何と20億円も受け取ることになります。
もちろん村田選手側にも相応の高額ファイトマネーが支払われるとみられます。
WBA世界ミドル級3位、前チャンピオンの #村田諒太(#帝拳)が、7月12日エディオンアリーナ大阪で、#WBA世界ミドル級チャンピオン の #ロブ・ブラント(米)に挑戦すると発表した。ブラントとは再戦になる村田は「(敗れた前回と)同じファイトをするつもりは全くない。勝ちたいし、倒したい」と語った。 pic.twitter.com/79sTBHD2FL
— 村田諒太公認サイトI'm Ready (@murataboxing) April 25, 2019
メイウェザーvs村田諒太にネットは賛否両論





出典:twitter
まとめ
行く先々で、常に話題を振りまき続けるメイウェザー元選手。村田戦以外にも、K-1王者の武尊対那須川天心戦や、元ボクシング王者の亀田興毅氏対那須川戦などのマッチメイクを日本で構想しているともいわれます。
しかも「各選手には1億円のファイトマネーを用意する」とも。村田選手クラスでさえ1試合数千万円、プロなのに兼業の選手も多いといわれる日本ボクシング界の実情を聞き、メイウェザー氏は「格闘家はもっと正当な対価を受けるべきだ」と憂いているともいいます。
彼の〝本音〟がどこにあるにせよ、ファンにとっては魅力溢れる試合が多く行われること自体は歓迎ですが、果たして実現や如何に……。

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