29日から始まる国体2019高校野球の組み合わせが決まりました。試合結果を随時更新してゆきます。
放送を見る方法と見どころも詳細にまとめました。
強豪校対決で、あの夏の甲子園の感動をもう1度と願いたいところです。
=目次=
国体2019高校野球の組み合わせと結果一覧
国体2019高校野球の組み合わせと結果一覧を次に示します。
ここで、春夏の甲子園とは違う国体2019高校野球特有のルールについて解説しておきます。
出場校の選定
出場12校は全国県の試合で選ばれるのでなく、夏の甲子園大会でベスト8に勝ち進んだ8チームと、この8チーム以外のブロックから3チーム、地元開催都道府県の1校となっています。
今大会、この3チームには、星稜とのタイブレークの末敗退した智辯和歌山や、3回戦で接戦だった中国勢の宇部鴻城、九州勢の海星が地域性も加味して選出されました。
地元開催高校として、霞ケ浦(茨城)が選ばれています。
この12チームがトーナメント方式で試合をして、優勝校を決定します。
大会途中打ち切りについて
日程が4日間と限られており、天候が悪いと、打ち切りとなって優勝校が複数となる場合があります。
実際、昨年は、台風の影響で、近江(滋賀)・浦和学院（埼玉）・金足農（秋田）・大阪桐蔭(大阪)の4校が優勝となりました。
延長戦
延長戦は10回からタイブレーク制が導入されており甲子園よりも試合が速めに決着します。
試合開始が30分遅いことを考慮しています。
なお、国体の日程が11月の「明治神宮野球大会」の予選を兼ねた秋季大会が、2年生以下の新チームで行われている時期と重なっています。
秋季大会の結果が春のセンバツの出場に大きく影響するため、チームによって実力ある2年生を国体には出場させないため、3年生主体のメンバーとなります。
国体2019高校野球の放送見る方法
国体自体のテレビ放送が、開会式や一部陸上、水泳競技を除くと予定されていません。
しかし、今年は幸いなことに、例年決勝など数試合しか中継されない国体2019高校野球の全試合を以下のようにネットで見ることができます。
バーチャル高校野球（硬式）で、甲子園出場の強豪校同士の対戦11試合が無料ライブ中継されます。
スマートフォン、PC、タブレットで見ることができ、さらに試合終了後には、一試合ごとにダイジェスト動画を配信されます。
https://vk.sportsbull.jp/koshien/kokutai/schedule.html
9月29日(日) 第1日
8:30～ 1回戦 星稜(石川)―智弁和歌山(和歌山)
11:00～ 1回戦 仙台育英(宮城)― 宇部鴻城(山口)
13:30～ 1回戦 中京学院大中京(岐阜)―八戸学院光星(青森)
16:00～ 1回戦 履正社(大阪)―作新学院(栃木)
9月30日(月) 第2日
8:30～ 2回戦 明石商(兵庫)―関東一(東京)
11:00～ 2回戦 海星(長崎)―霞ケ浦(茨城)
13:30～ 2回戦 (星稜vs智辯和歌山)vs(仙台育英vs宇部鴻城)
16:00～ 2回戦 (中京学院大中京vs八戸学院光星)vs(履正社vs作新学院)
10月1日(火) 第3日
10:00～ 準決勝 ＜明石商業vs関東一＞vs＜ (星稜vs智辯和歌山)vs(仙台育英vs宇部鴻城)＞
13:00～ 準決勝 ＜霞ヶ浦vs海星＞vs＜(中京学院大中京vs八戸学院光星)vs(履正社vs作新学院)＞
10月2日(水) 第4日
10:00～ 決勝
国体2019高校野球の見どころ
見どころを2つに分けて見てみましょう。
3年生注目選手
夏に引退した3年生にとって、最後の公式試合となります。
ドラフト候補に挙がっている選手も多数あり、高校生としての雄姿を観れるのもこの機会が最後となります。
各校の出場予定の注目選手を3年生中心に見て行きましょう。
その前に、まず、出場校の夏の甲子園の結果を振り返っておきましょう。
履正社（大阪）：優勝
星稜（石川）：準優勝
中京学院大中京（岐阜）：ベスト4
明石商（兵庫）：ベスト4
八戸学院光星（青森）：ベスト8
仙台育英（宮城）：ベスト8
作新学院（栃木）：ベスト8
関東一（東京）：ベスト8
智弁和歌山（和歌山）：ベスト16
宇部鴻城（山口）：2回戦敗退
海星（長崎）：2回戦敗退
霞ケ浦（茨城）：1回戦敗退（地元）
次に、各校で出場予定の注目の3年生を見てみましょう（太字は、高校日本代表U-18メンバー）
履正社（大阪）：井上広大外野手
星稜（石川）：奥川恭伸投手、山瀬慎之助捕手
中京学院大中京（岐阜）：藤田健斗捕手
明石商（兵庫）：水上桂捕手
八戸学院光星（青森）：武岡龍世内野手
作新学院（栃木）：石井巧内野手
智弁和歌山（和歌山）：池田陽佑投手、東妻順平捕手、黒川史陽内野手
霞ケ浦（茨城）：鈴木寛人投手
なお、2年生は秋季大会に主力が回るため、国体に出場するか現時点で不明ですが、岩崎峻典投手（履正社）は出場予定となっています。
注目の試合
9月29日(日) 8:30～ 1回戦 星稜(石川)―智弁和歌山(和歌山)
智弁和歌山にとって、夏の甲子園大会3回戦で 延長14回の死闘を演じた星稜との雪辱の一戦となります。
大会記録に並ぶ1イニング３ＨＲを放つ超強力打線が、星稜奥川恭伸投手に挑みます。
智弁和歌山池田陽佑投手も期するものがあるでしょう。
なお、両監督の申し合わせで、この試合では、木製バットを使用することとなりました。
先日のU-18で泣かされた木製バットでの試合で、甲子園での金属バットとの違いがどれだけ出るかも興味深い点です。
9月29日(日) 16:00～ 1回戦 履正社(大阪)―作新学院(栃木)
U-18に1名も選出されず、日本代表に歯がゆい思いを抱いてたはずの甲子園優勝校の履正社が、どんな戦いを見せるか注目です。
なお、甲子園決勝で激突した履正社と星稜がともに勝ちあがると決勝で再戦することになります。この試合も実現すれば、是非見てみたいものです。
その他、奥川恭伸に次ぐドラフト候補右腕として期待されながら甲子園で、初戦敗退した霞ケ浦（茨城）の鈴木寛人投手の対 海星(長崎)戦も見どころです。
国体2019高校野球に関するネットの反応
出典：ヤフコメ
高校野球人気は秋になっても不滅で、随分楽しみにしている人が多いようです。
甲子園に行かなくても地元で、生で観れるのを楽しみにしているファンも。
まとめ
国体2019高校野球の組み合わせと結果一覧をまとめ、放送を見る方法と、注目の試合をリストアップしました。
激闘の夏の甲子園の再現をと望みたいところです。
天候に恵まれて、全試合がつつがなく行われ、優勝校が決まることを祈っています。
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