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ロブブラントの強さは本物か?村田と大阪再戦予想

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プロボクシングで昨年10月、ロブブラント選手(米)に王座を奪われた前WBA世界ミドル級王者・村田諒太選手が、ブラント選手と再戦を行う可能性が浮上しました。

村田選手が契約する米プロモーターがこのほどメディアに明らかにしたそうです。敗戦後も現役を続けることを決め、再起を期している村田選手。再戦は実現するのか。ロブブラント選手の強さや、村田選手が王座奪回できる可能性を探りました。

村田選手は同門のリナレス選手と合宿したとか。復活に期待!

ロブブラントの強さは本物か?

日本では数少ない中量級王者だった村田諒太選手は、2018年10月、米ラスベガスで当時WBAミドル級3位のロブブラント選手と防衛戦を行いました。

しかし軽快なブラント選手に対して、手数などで劣る村田選手終始主導権を握られ、0-3の判定負けで2度目の防衛に失敗しました。

ロブブラント選手は米国出身、28歳のオーソドックスタイプのボクサー。2012年にプロデビューし、初めての世界挑戦となった村田戦で見事王座を獲得しました。

ボクシングの階級でも最も層が厚いといわれるミドル級で、ゴロフキン選手を破った圧倒的なパワーと人気のカネロ選手や、チャーロ兄選手などの「実力王者」に次いでチャンピオンの列に並んだロブブラント選手。戦績は25勝(17KO)1敗です。

ブラント選手はハンドスピードや動きの速さに優れており、村田戦でもそれを遺憾なく発揮。手数も多くスタミナもあり、村田選手が持ち味とする押し込みを終始許しませんでした。

ただ、強豪が多いミドル級での強さとしては、「カネロ選手には劣る」との見方がファンの間では大勢。最近スーパーミドル級も制し3階級を制覇したカネロ選手は、パンチ力が圧倒的な上にスピードや防御も申し分なく、スタミナや打たれ強いタフさもあるため、ロブブラント選手では「勝利は難しい」とみられています。

村田諒太と大阪再戦どうなる?

スピードやフットワークに強さがある新王者・ロブブラント選手は、今年2月、バイサングロフ選手(ロシア)との初防衛戦で11回TKO勝利。一方の村田選手は昨年秋の王座陥落後、現役続行を決めたものの、試合が空いています。

そんな中、村田選手がプロモート契約するトップランク社CEOのアラム氏が、米ロサンゼルス・タイムズに対し「7月12日に、大阪で村田がロブブラントに挑戦する世界タイトルの再戦を行う計画がある」と明かしました。

ただ、村田選手が所属する帝拳ジム関係者は「まだ何も決まっていない」と指摘。他の海外メディアでは、村田諒太選手の再起戦の相手として、パッキャオ選手を破ったこともある前WBOウェルター級王者ホーン選手(オーストラリア)らの名前も報じられており、「ロブブラント再戦」が実現するかはまだ流動的な面もあるようです。

ブラント再戦のネットの予想まとめ

村田はスピードが無さすぎる。手数も少ないから見栄えも良くないし、一発のビッグショット頼みでは今日びのミドル級チャンピオンクラスには通用しない
手数が少ない村田。判定では圧倒的に村田が不利。かといってKO勝ちも難しいし…
帝拳ジムは否定的。私も否定的ですね!まずは世界ランカーと再起戦。ロバートブラントに拘る必要はない
とにかくすべてが遅かった。33歳になってしまった…
村田選手はこのまま終わる人ではない。再起を期待しています!

出典:twitter

まとめ

夢だった聖地ラスベガスでの防衛戦に敗れ、「起死回生の一撃がなかった」と反省した村田選手。「世界の実力者に勝つには、手や足が遅い」との批評もありましたが、本人は「スタイルを変える必要はない。いいパンチを打てる距離が課題」と揺るがず、再起へ向けトレーニングに励む日々のようです。

昨年時点では、ブラント選手との再戦について「固執はしない。世界の流れを見て決めたい」と語っていましたが、果たして母国日本で「リベンジ」に挑む形になるのでしょうか。

大阪世界戦なら、今度は地上波TVで夜の生中継見られそう!?

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