ヒラズゲンセイが京都や滋賀で生息域を広げていると話題ですが、もともとは四国など温暖な地域でみられたのですが、生息域が年々北上してきています。ヒラズゲンセイの外見はクワガタに似ているので「赤いくわがた」と呼ばれます。触ると危ないと話題ですが、触ったらどうなるのでしょうか?毒の強さや症状は、死に至るくらい強いのか調べてみました。
ヒラズゲンセイ(赤いくわがた)の毒の強さは?
ヒラズゲンセイの毒の強さはどのくらいなのでしょうか?
死に至るほどの毒性があるわけではないようです。
赤いクワガタムシのヒラズゲンセイは、ちょっと変わった毒の放出をしています。
いつのまにか我が家のあたりでも普通に見かけるようになったヒラズゲンセイ。 pic.twitter.com/to7s3A2J0y
— 千松信也 (@ssenmatsu) July 9, 2019
毒のある昆虫といえば、直接噛んだりして独がまわると思いますが、ヒラズゲンセイの毒は体液なので、触るだけでその毒が影響してしまいます。皮膚の弱い子供などは要注意です。
ヒラズゲンセイの症状・触ったらどうなるか
ヒラズゲンセイの症状は、触ったらどうなるのでしょうか?
ヒラズゲセンイは、体や脚の関節から出す黄色い体液です。これは「カンタリジン」と呼ばれる毒で、人間の皮膚の柔らかい部分に付着すると、かぶれや水ぶくれを引き起こします。
ヒラズゲンセイの毒液は、付着すると水ぶくれ状になり跡が半年以上残ってしまう場合もあるようです。
京都市北区紫野北舟岡町49 建勲神社
まさかこいつがそんなに危なかったとは
#ヒラズゲンセイ pic.twitter.com/RUS7wFQMKX— 瑣銀 シュラギ (@shyuragi) July 11, 2019
ヒラズゲンセイ(赤いくわがた)に関するネットの反応
まとめ
ヒラズゲンセイはツチハンミショウ科の甲虫です。オスとメスでは少し外見が異なります。
オスの立派な顎は、まさにクワガタでこれが赤いクワガタです。毒の強さは、死に至るほどではありませんが、触ったらどうなるのかといえば、かぶれやみずぶくれという症状をひきおこすようです。ヒラズゲンセイは、幻の昆虫と呼ばれているだけあった、まだ生態も謎につつまれいるそうです。