プロ野球開幕まであと1か月。ファンには待ち遠しい季節となりましたが、プロ野球観戦の楽しみといえば、試合前の始球式もその一つです。
特に華やかな開幕戦は有名芸能人らが登場することもしばしば。最近は女優や女性タレントの始球式も増え球場に彩りを添えています。ところで、過去の始球式で最速のボールを投げた女性は誰なのでしょうか。野球ファンならお馴染みの〝あの〟タレントさんでしょうか?!
始球式で最速の女性は誰?
近年のプロ野球の始球式では、中継テレビ局の「番組宣伝」の形で出演芸能人が務めたり、番組スポンサーの関係者や、地元にゆかりのある有名アスリートなどが登場するケースが増えています。
このように多くの始球式は〝野球の素人〟が務めることが多いわけですが、最近は「カープ女子」など女性の野球人気の高まりを反映してか、「美しすぎる野球女子」「神スイング」といったキャッチフレーズで、野球経験のある女性タレントさんが始球式を行い、話題を集めることも多くなりました。
野球経験者だけに投球フォームも格好よく、球速も相当なもの。スタイル抜群の女性タレントの速球が、ビシッと捕手のミットに収まると球場も大いに沸きます。
では過去のプロ野球始球式で最速のボールを投げた女性は誰なのでしょうか。ネットのまとめなどによると、ソフトボール日本代表の上野由岐子投手が最速119kmを記録したことがあるそうです。
ただ上野投手の場合ソフトの世界的トップ選手ですし、投球自体がソフトボールでもありやや「例外的」。これ以外では、グラビアタレントの稲村亜美さんが、始球式のマウンドで何度か103kmを出したのが最速とされます。稲村さんはファン感謝祭などでは105kmの最速記録も持つそうです。
これに〝対抗〟するのがモデル・女優の坪井ミサトさん。始球式ではありませんが、TBS系列のスポーツ番組の企画で、横浜DeNAの守護神・山崎康晃投手から指南を受けて球速アップに挑戦したところ、最速107kmを記録。ご本人は「今年は110kmを目指します」と意欲満々のようです。
本日、12月31日(月)
15:50〜17:45
KTV「年忘れコヤぶるッ!スポーツ」に出演します!
是非、ご覧下さい♪#コヤぶるッ #野球#KTV #野球女子 pic.twitter.com/aCwfeN04l9— 坪井ミサト (@misato10301) December 31, 2018
坪井ミサトと稲村亜美は今年どっちが更新する?
坪井ミサトさんは奈良県出身の22歳。TOKYO GIRLS RUN専属モデルやドラマ、CMなどで活躍する一方、MLBリポートなどもこなす野球女子でもあります。
兄の影響で小学1年から野球を始め、中学でも男子に混じって野球部に入るなど9年間プレーしていたそうです。
再び投球を始めたのは、3年前の「稲村亜美より剛速球を投げる美女いる?」という番組企画がきっかけ。久しぶりにボールを投げたこともあって最速球は91kmにとどまり、101kmを投げた稲村さんに軍配が。そこから球速アップを目指してトレーニングを開始したといいます。
一方、野球女子では先輩の稲村亜美さんは東京都出身の23歳。やはりテレビやCMなどで広く活躍する傍ら、プロ野球の始球式には昨年までで既に10回以上も登場しています。
稲村さんも兄の影響で小学1年から野球を開始。中学では硬式のリトルシニアチームにも所属していた本格派です。常時100km超の最速球とともに、バットスイングの美しさから「神スイング」の愛称でも親しまれています。
今年のプロ野球シーズンでは、二人の「野球美女」のどちらが始球式で最速を更新するのか。ファンには「もう一つの見所」となりそうです。
始球式の女性に関するネットの反応
出典:twitter,https://headlines.yahoo.co.jp/cm/articlemain?d=20190222-00010005-sportiva-base&s=lost_points&o=desc&t=t&p=8
まとめ
今では美人女優さんらが華やかに彩る始球式ですが、そもそもの始まりはMLBで米大統領が行った「格式ある」ものだったそうです。
1910年、第27代タフト大統領がワシントンのMLB開幕戦で初実施し、以後歴代大統領が行うのが恒例化。このようにMLBでは地元名士や球団ゆかりの人物が投げることが多いようです。
日本での最初は明治時代のMLB選抜対早大戦で、早大創始者・総長の大隈重信がその人。ボールは暴投になったようで、打者が総長に恥をかかせないよう思わず空振りしてストライクにしたのが、今でも打者が空振りする日本風始球式につながったともいわれます。
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