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ラグビーワールドカップ2019決勝トーナメントドロー表結果付き!予想まとめ

更新日:

プールAを1位で通過した日本がラグビーワールドカップ2019決勝トーナメントに進みます。
ドロー表を随時更新する結果付きで掲載します。過去の対戦データをもとに、優勝の予想をまとめました。

ラグビーワールドカップ2019決勝トーナメントドロー表結果付き

随時更新してゆきます。

ラグビーワールドカップ2019決勝トーナメントのみどころ

ラグビーワールドカップ2019決勝トーナメントに進出したのは、世界トップクラスの「ティア1」10か国に含まれるニュージーランド、南アフリカ、イングランド、オーストラリア、フランス、アイルランド、ウェールズ7か国と唯一含まれない第2グループの「ティア2」の日本の計8か国です。

決勝トーナメントの見どころの鍵として、これまで数多くの戦いを行ってきた「ティア1」7か国同士の対戦成績から、決勝リーグで当たった場合どちらが有利かを10年間のデータから見てゆきましょう(www.espnscrum.com参照)。

南アフリカ-日本は過去1勝1敗の戦績しかありませんので、2つの場合を考えて予想します。

南アフリカが日本に勝利した場合

<イングランド(C組1位)-オーストラリア(D組2位)>

年月日イングランド/オーストラリア競技場
2009年11月7日●9-18Twickenham
2010年6月12日●17-27Perth
2010年6月19日〇21-20Sydney
2010年11月13日〇35-18Twickenham
2012年11月17日●14-20Twickenham
2013年11月2日
〇20-13Twickenham
2014年11月29日
〇26-17Twickenham
2015年10月3日●13-33Twickenham
2016年6月11日〇39-28Brisbane
2016年6月18日〇23-7Melbourne
2016年6月25日
〇44-40
Sydney
2016年12月3日
〇37-21Twickenham
2017年11月18日〇30-6Twickenham
2018年11月24日〇37-18Twickenham
イングランドの10勝4敗で、しかも2016年以降昨年までの6戦で、連勝しています。
圧倒的にイングランド有利といえます。

<ニュージーランド(B組1位)-アイルランド(A組2位)>

年月日
ニュージーランド/アイルランド競技場
2010年6月12日
〇66-28New Plymouth
2010年11月20日〇38-18
Lansdowne Road
2012年6月9日〇42-10Auckland
2012年6月16日〇22-19Christchurch
2012年6月23日〇60-0Hamilton
2013年11月24日
〇24-22Lansdowne Road
2016年11月5日●29-40Chicago
2016年11月19日〇21-9Lansdowne Road
2018年11月17日●9-16Lansdowne Road
7勝2敗で、ニュージーランドオールブラックスが優勢ですが、気になるのは、2016年から昨年までの3戦で、1勝2敗とアイルランドが上向きな点です。
ここでは、過去の圧倒的な強さをベースとして、ニュージーランド優勢としておきますが、ニュージーランドが敗れるとすれば、この対戦が一番可能性がありそうです。

<ウェールズ(D組1位)-フランス(C組2位)>

年月日ウェールズ/フランス競技場
2009年2月27日●16-22Stade de France
2010年2月26日●20-26Millennium Stadium
2011年3月19日●9-28Stade de France
2011年10月15日●8-9Auckland
2012年3月17日〇16-9Millennium Stadium
2013年2月9日〇16-6Stade de France
2014年2月21日
〇27-6Millennium Stadium
2015年2月28日〇20-13Stade de France
2016年2月26日
〇19-10Millennium Stadium
2017年3月18日●18-20Stade de France
2018年3月17日
〇14-13Millennium Stadium
2019年2月1日〇24-19Stade de France
ウェールズの7勝5敗ですが、4敗は2011年以前の成績で、2012年から今年までですと、7勝1敗と圧倒的にウェールズ優勢となります。

<日本(A組1位)-南アフリカ(B組2位)>

年月日
日本/南アフリカ競技場
2015年9月19日〇34-32Brighton
2019年9月6日●7-41Kumagaya
「ティア2」の日本のデータは圧倒的に少なく、あの4年前の奇跡の勝利と、今年のテストマッチでの大敗の1勝1敗の結果しかありません。

まずは、データの多い南アフリカが準決勝に進んだと仮定して、その後の対戦で見てゆきましょう。

準決勝
<イングランド-ニュージーランド>

年月日イングランド/ニュージーランド競技場
2009年11月21日●6-19Twickenham
2010年11月6日●16-26Twickenham
2012年12月1日
〇38-21Twickenham
2013年11月16日●22-30Twickenham
2014年6月7日●15-20Auckland
2014年6月14日
●27-28Dunedin
2014年6月21日●13-36Hamilton
2014年11月8日
●21-24Twickenham
2018年11月10日●15-16Twickenham
イングランドはニュージーランドに1勝8敗と大きく負け越しており、2013年以降昨年まで6連敗を喫しています。圧倒的にニュージーランドが優勢だといえます。

<ウェールズ-南アフリカ>

年月日
ウェールズ/南アフリカ競技場
2010年6月5日●31-34Millennium Stadium
2010年11月13日
●25-29
Millennium Stadium
2011年9月11日
●16-17Wellington
2013年11月9日
●15-24Millennium Stadium
2014年6月14日
●16-38Durban
2014年6月21日●30-31Nelspruit
2014年11月29日〇12-6Millennium Stadium
2015年10月17日●19-23Twickenham
2016年11月26日〇27-13Millennium Stadium
2017年12月2日〇24-22Millennium Stadium
2018年6月2日〇22-20Washington DC
2018年11月24日〇20-11Millennium Stadium
ウェールズは南アフリカに5勝7敗と負け越してはいますが、2016年以降昨年まで4連勝しており、特に最近は、優勢に試合を進めているようです。
一応、ウェールズ有利としました。

決勝戦
<ウェールズ-ニュージーランド>

年月日
ウェールズ/ニュージーランド競技場
2009年11月7日●12-19Millennium Stadium
2010年6月19日
●9-42Dunedin
2010年6月26日
●10-29Hamilton
2010年11月27日●25-37Millennium Stadium
2012年11月24日●10-33Millennium Stadium
2014年11月22日●16-34Millennium Stadium
2016年6月11日
●21-39Auckland
2016年6月18日
●22-36Wellington
2016年6月25日
●6-46
Dunedin
2017年11月25日●18-33Millennium Stadium
ウェールズはニュージーランドに10戦10敗と大の苦手にしているようです。
さらに、2017年には大敗を喫しています。
したがって、圧倒的にニュージーランド優勢で、ここまでくるとニュージーランドの連覇が見えて来ます。
「ティア1」国には、きっとニュージーランドコンプレックスがあるんだわ!

日本が南アフリカに勝利した場合

準決勝
<日本-ウェールズ>

年月日
ウェールズ/日本競技場
2013年6月8日●18-22Osaka
2013年6月15日
〇23-8Tokyo
2016年11月19日
●30-33Millennium Stadium
3試合のみですが、2勝1敗で、接戦に持ち込んだ場合日本が勝利しています。

決勝
<日本-ニュージーランド>

年月日ニュージーランド/日本
競技場
2011年9月16日〇83-7Hamilton
2013年11月2日〇54-6Tokyo
2018年11月3日〇69-31Tokyo
昨年まで、3戦全敗しかもかなりの大差で敗れています。
今大会勢いがある日本とはいえ、ニュージーランドの優位は動かないのではと思えます。

ラグビーワールドカップ2019決勝トーナメントの予想まとめ

これまで、検討しましたように、過去の各チームの対戦成績から言うと、ニュージーランド優勝の可能性が高いといえそうです。
但し、日本が南アフリカに勝利した場合は、準決勝で、ウェールズを破り、決勝に進むこともあり得ます。

しかし、決勝でのニュージーランドの壁は非常に厚く、優勝はかなり難しいと言わざるを得ません。

以上を総合して、過去の各チームの対戦成績から言うと、ニュージーランド連覇の可能性が高いといえそうです。
https://www.instagram.com/p/B3RCwk6FrT9/

では、逆に日本が有利な点はどこにあるのでしょう、
・「ティア1」7か国と違い、過去に対戦が少なく、苦手意識などにとらわれにくい。
・今大会を含め、4年前からの成長が著しく過去のデータや対戦の経験が相手チームにとって意味のないものと化している。
・今大会プールAで、4連勝と強豪を立て続けに破るなど、最も波に乗っている。
・開催国として、国民の応援、季節、環境を含め地元の利を生かせている。

これらの点を日本がうまく生かせば、この勢いのままワールドカップの頂点に立つというのも夢でないのではと思います。

まとめ

ラグビーワールドカップ2019決勝トーナメントドロー表を順次結果付きで掲載してゆきます。
対戦成績から優勝予想をまとめました。

客観的にみると、ニュージーランドの連覇の可能性が高いのですが、日本固有のメリットを生かして、この勢いのまま突っ走る可能性もありかと予想します。

期待してるわ!

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