サッカー日本代表MFで、FC東京の久保建英選手が、スペイン1部リーガエスパニョーラの超名門クラブ、レアル・マドリードに完全移籍することが決まりました。
かつてユースに所属していたバルセロナへの移籍が囁かれていた久保選手でしたが、バルサの「永遠のライバル」であるレアル行きというまさかまさかの結末に!
開幕したコパアメリカでの活躍が注目される中の仰天発表に、海外の反応も驚きを隠せないようです。
久保建英の海外の反応最新
18歳の若さでコパアメリカのA代表に選出された、日本サッカー界期待の星・久保建英選手。あのメッシ選手より3年も早く、わずか9歳でバルセロナのカンテラ(育成組織)に合格して入団した「天才」です。
つい先日国際移籍が可能になった18歳を迎えたことで「バルサへ戻るのでは」と噂されていましたが、久保選手の決断は何と、最大のライバル・レアルへの「禁断の移籍」。
レアルのカンテラが、歓迎コメントを添えて異例の特集動画を公式ツイッターにアップするほど、海外の反応も大きく反響。特にレアルサポーターの間では、喜びとともに「カンテラ所属なのにもの凄い年俸だ」とその契約内容にも驚きの声が出ているようです。
出典:twitter
レアル行きが決定し世界が注目し始めている
レアルの発表やスペイン地元紙などの報道によると、久保建英選手はレアルと5年間、推定年俸200万ユーロ(約2億4000万円)の契約を締結。
最初の1年間は2部B(3部相当)リーグのチームで修行し、ジダン監督が率いる「白い巨人」のトップチーム昇格を目指すそうです。
久保建英選手の才能は、バルサの育成時代から欧州サッカー界から注目されていたようで、FC東京との契約も18歳の誕生日まで。各クラブからオファーが水面下で殺到していたのは既定路線だったようです。
「18歳アジアの新星」レアル入りには、メディアの海外の反応も大きく注目しています。
・スペイン紙アス「久保18歳にしてバルセロナとRマドリード両方のクラブに在籍したことを誇れる」
・スペイン紙マルカ「Rマドリードが『日本の真珠』久保をバルセロナから強奪。久保は銀河系を手に入れた」
・英BBC放送「世界で最も有望な若手の1人」
・英紙サン「東京の『天才』久保がコパアメリカの注目選手に」:日刊スポーツより
https://twitter.com/lafabricacrm/status/1139493743814463490
コパアメリカでの期待とは
コパアメリカのため現在ブラジルにいる久保建英選手。電撃のレアル移籍ニュースで一挙に世界の目が集中する存在になりました。まずは日本時間18日のチリ戦と、21日のウルグアイ戦がとりわけ注目されそうです。
既に練習場には海外メディアも続々訪れ、あるスペイン人記者は、同じ18歳でレアル入りしたブラジル出身FWビニシウス選手と比べ「久保の方がスペインには慣れているし、少し優位性があるかもしれない」と期待感ある「海外の反応」。
まずは18日のチリ戦に出場し、ビダル選手ら一線級のプレーヤーにその技術が通用するか世界に示すところから「久保選手の戦い」が始まりそうです。
https://twitter.com/fctokyoofficial/status/1139873788353380354
まとめ
日本の至宝はやはり欧州にとっても同じでした。報道によれば、バルサ、レアルやパリ・サンジェルマンなど強豪5クラブが水面下で激しく争奪戦を展開したといいます。
久保選手側は当初、バルサ移籍を内諾していたものの、バルサは育成哲学を曲げず、年俸は3000万円程度と抑え、所属も3部Bチームに限る条件。
一方レアルは破格の高年俸のほか、1年のBチーム修行後の昇格、もしくは可能な限り高いレベルのクラブへの期限付き移籍を条項に盛り込み、他クラブを振り切る決め手になったそうです。
こうした争奪戦は期待の大きさの表れ。久保選手には大きなプレッシャーでしょうが、それを跳ねのけてトップ選手への階段を駆け上がってほしいものです。