令和の時代が始まり、新天皇陛下が即位され『天皇弥栄』の言葉が使われています。
『天皇弥栄』とは、いったいどんな意味なのでしょうか。
そもそも読み方はどう読むのでしょうか。見慣れないこの『天皇弥栄』について調べました。
天皇弥栄とは意味は?
「天皇弥栄」の意味は、天皇陛下の御代がいつまでも長く平和に栄えますようにという意味を込めて使われているようです。
ただ、この場合の「天皇」については、『すめらぎ』と読みますが、読み方、使い方によって
いろいろな意味があるようです。
「天皇(すめらぎ)」は、皇祖もしくは皇祖から続く皇統を意味し、古より続く皇統の連続性を含んだ文脈で用いられる。
昭和天皇陛下のカレンダー、令和元年5月に載せてある御製がとても奥ゆかしい!
天皇弥栄ーー! pic.twitter.com/tHETrsJzMr— 琥珀のパパ (@kohaku1106) April 30, 2019
こんな意味もあるみたいですが、『天皇弥栄』と使う場合は、
今上天皇を指す場合が多いようです。
今上天皇の御代が長く続くようにという祝詞なんですね。
天皇弥栄! pic.twitter.com/ZqQ0Wixqmf
— Takashi Mogi (@BeerlaoBeerlao) May 1, 2019
天皇弥栄の読み方とヘブライ語との関係は
天皇弥栄の読み方は、「すめらぎいやさか」と読み、祝詞です。
祝詞などでは、大和言葉を用い、訓読みすべきだからです。
音読みの天皇(てんのう)は中国の言葉なのです。
ちなみに、「大和言葉」とは、漢語、外来語に対し、奈良時代以前からあった日本固有の言葉「和語」のことをいいます。祝詞は祝いの言葉です。
天皇彌榮
大和言葉って漢字1文字1文字に意味が込められていて、とても綺麗だなと思う。— こっち (@wakoryu) May 1, 2019
では、ヘブライ語との関係はどうでしょうか?
「スメラギイヤサカ」と聞くと変わった言葉に聞こえ、現在大和言葉を使うきかいなんてめったにないので、外国語?と思う人も多いようで、ヘブライ語と思う人もいるそうです。
ヘブライ語でも、スメラは「神を奉じる」「ミコトが「栄光」となりほぼ意味があってしまうことも勘違いされる要因のようですが、ヘブライ語との関係はないみたいです。
天皇弥栄に関するネットの感想
まとめ
天皇弥栄とは天皇陛下の御代がいつまでも長く平和に栄えますようにという意味を込めた祝詞でした。令和になった際に使うのが、もっともふさわしいようで多くの方が使われています。読み方としては、「すめらぎいさかや」と読むそうです。大和言葉で、普段使わないというかほぼ知らない言葉でしたが、こんな時はふさわしい言葉ですね。
ただ、こんな感想もありました。
https://twitter.com/ttttttttt3101/status/1123378429254967296
でも、お祝いの言葉なので、両方使って表すのもいいですね。