秋篠宮家の長男悠仁様が入学されたお茶の水女子大学付属中学校の教室で、机の上に果物ナイフが置かれていた事件が起こりましたが、今までは、皇族の方が学ばれるのは学習院でした。
なぜ、皇族の方は学習院で学ばれるのでしょうか?
皇族はなぜ学習院かお茶の水なの?
皇族はなぜ学習院かお茶の水なんでしょうか?
大正15年に出された皇族就学令では、「皇族男女は学習院又は八女女子学習院に於いて就学セシム」と明文化されていて、学習院は名実とともに皇族の学校でした。
上皇陛下と常陸宮さまは、初等科から大学まで学習院で学ばれ、天皇陛下、秋篠宮様は幼稚園から大学まで学習院に通われました。
大正天皇と昭和天皇も専門機関で帝王学を学ぶ前に学習院初等科で学ばれていました。
悠仁様は、紀子様が学習院の研究員をしていたこと、3年保育があることもあり、お茶の水女子大学付属幼稚園に入学されました。
(via:tamotsu_the_5th) なにやら、自分の孫のことのようにうれしい。 悠仁様ご入学 お茶の水女子付属小 写真は秋篠宮ご夫妻と悠仁さま pic.twitter.com/4g3am5SfdF
— お茶の水写真 (@otyanomizuphoto) April 7, 2013
そして、悠仁様が戦後初めて皇族なのに学習院以外の小学校に通うということで、随分話題になりましたが、ご夫妻は幼稚園からのお友達と離したくないとのことでお茶の水付属小学校を選ばれたようです。
また、愛子様のいじめ問題以来、学習院が皇族を特別扱いしていることにも、共に学習院を卒業されているご夫妻は納得出来ない気持もあったようです。
今まで、皇室が学ぶなら学習院でしたが、近年では学習院以外で学ばれることも増えてきたということですね。
学習院とお茶の水の違いは?
学習院とお茶の水の違いは何でしょうか?
お茶の水は、競争よりも伸ばす教育方針で穏やかで感受性の豊かな生徒のお茶の水という校風です。
学習院幼稚園は放任主義で、先生たちはあまり口を出さずに、園児たちの個性を尊重する教育方針です。小学校では、皇族と一般の子供との分け隔てをしない校風でもあります。
皇族と学習院に関するネットの反応
まとめ
皇族の方のために作られた学習院という伝統もあり、今までは皇族の方が学習院で学ばれていましたが、最近では学習院大学以外で学ばれる方も増えてきていました。しかし、お茶の水へ行かれた悠仁様の事件が起こり、皇族が学ぶ際には、警備の問題も重要だということですね。皇族でも特別扱いはしないということも大事だと思いますが、実現するのは様々な問題をクリアすることが必要ですね。