12の国と地域で争う野球のU18W杯(ワールドカップ)が韓国・釜山郊外で始まりました。甲子園などで活躍した精鋭の高校日本代表「侍ジャパン」は初の世界一を目指します。
1次リーグで最初のヤマ場となるのが、大会4連覇中の強豪・アメリカ戦です。日本vsアメリカ戦のテレビ放送は何時開始なのでしょうか。日本が誇る佐々木朗希投手は登板するのかなど、予想もまとめました。
U18W杯の日本vsアメリカのテレビ放送と何時開始?
野球のU18W杯は、1次リーグで全チームがA、B組に6チームずつ分かれて総当たり戦を行い、各上位3チームが2次リーグに進みます。
B組の顔ぶれは、日本とアメリカ、台湾、スペイン、パナマ、南アフリカ。30日、日本はスペインと初戦を行い、終盤に逆転勝ちで「ヒヤヒヤ」の初勝利を挙げました。31日に南アと戦い、そしていよいよ最大のライバルでもある「宿敵」アメリカと9月1日にぶつかります。
見逃せないU18W杯「日本vsアメリカ」のテレビ放送は何時開始なのでしょうか。テレビとインターネットでの中継予定は以下の通りとなっています。
【日本-アメリカ 9月1日(日)18:00試合開始(日本時間)】
・BS朝日 9月1日18:00~ *延長対応あり
・CSスカパー!の「J SPORTS 4」 9月1日17:55~22:00
・AbemaTV 9月1日18:00~ *延長対応あり
・スポーツナビ 9月1日17:50~ *延長対応あり
第29回 WBSC U-18ベースボールワールドカップの初戦はスペインと対戦。7回まで2安打と苦しめられるも、逆転勝ちで白星スタートとなりました。
次戦は31日(土)12時より、南アフリカと対戦します。https://t.co/VgarXHjzlD#侍ジャパン— 野球日本代表 侍ジャパン 公式 (@samuraijapan_pr) August 30, 2019
佐々木朗希の登板可能性は?
「日本vsアメリカ」の放送が何時かチェック必須の今回のU18W杯。侍ジャパンメンバーは、今年春夏の甲子園や各地方大会などで活躍した選手を中心に選抜された、精鋭20人です。
中でも「高校四天王」と呼ばれる3人の投手は注目の的。最速163km/h誇る佐々木朗希(岩手・大船渡)、夏の甲子園準優勝の奥川恭伸(石川・星稜)、プロも熱視線を送る西純矢(岡山・創志学園)の三選手です。
1次リーグを突破するには、格下のスペイン、南アとの星を落とさず、その上で最大のライバル・アメリカと強豪の台湾、パナマ戦で2勝以上したいところ。
ファンの間では「アメリカ戦先発―佐々木」「台湾戦先発―奥川」といった事前予想も聞かれましたが、実際はどうでしょうか。
直前まで甲子園で奮闘していた奥川投手は、侍ジャパンへの合流も渡韓前ギリギリのタイミング。疲労が残っているため、現在も軽めの調整にとどまっている様子です。
甲子園に出場していない佐々木投手は26日の大学日本代表との壮行試合で先発、見事な投球を見せました。しかしこの時、右手中指の血マメが悪化し、予定より早く1イニングで降板。
代表でもノースロー調整が続き、ようやく30日にブルペンで軽めのキャッチボールを始めたばかりです。ボールの強度はまだ弱く、残念ながらメディアでは、佐々木、奥川両投手とも「9月3日まで連戦が続く1次リーグでの登板は難しそうな状況」との見方が強まっています。
#侍ジャパン 壮行試合
高校日本代表 vs.大学日本代表
(1回裏)
高校先発#佐々木朗希 投手( #大船渡高 )
2者連続三振!!!J SPORTSオンデマンド
LIVE配信中➡https://t.co/gWgBTxt8uw#jsports#みんな見てね pic.twitter.com/gU19iPeVTr— J SPORTS 野球好き (@jsports_yakyu) 2019年8月26日
U18W杯の日本vsアメリカのネットの反応・予想
出典:twitter
まとめ
大会5連覇を目指すU18W杯のアメリカ代表は、今回も強力な布陣で臨んでいるようです。投打ともMLBのドラフト上位候補が多く、150km/h台の速球派投手やパワーある打者がズラリ。
中でも注目されるのはエースのミック・アベル投手。195cm、83kgの体格から90マイル台の質のいい直球を投げ込みます。レジェット監督も「彼は非常に闘争心がある選手。コントロールもかなり優れている」と高評価。日本戦に登板してくる可能性もありそうです。
甲子園大会直後でチーム練習も不十分な上、疲労やケガの選手もいるなど高校侍JAPANにはハンディも多いU18W杯。しかし永田代表監督が言うように「20人の和をもった結束力」で、日本野球の質の高さを発揮して勝利をものにしてほしいですね。