5月1日に天皇陛下が即位され様々な儀式が行われていますが、即位のパレードは
10月に行われます。5月に即位され、なぜ10月までパレードが行われないのでしょうか?
今回に限って10月になったのかどうか調べてみました。
天皇陛下のパレードは10月
天皇陛下のパレードは10月に行われます。
10月22日に 即位礼正殿の儀、祝賀御列の儀(パレード)が行われます。
即位礼正殿の儀は皇居にて、国内外の賓客を招き、ご即位を公に宣明される儀式です。
祝賀御列の儀は、国民から即位の祝福を受けるためのパレードです。
オープンカーに改造されたトヨタ自動車センチュリーに乗車され、皇居、宮殿から天皇陛下の御座所までの間までを走行されます。
コースは三種類のコース(1.青山通りを西に進む平成代替わりのコース、2.新宿通りを進むご成婚パレードと同じコースと同じコース、3.新たに提案されている桜田通りを南下し、虎ノ門を右折した後、外堀を進むコース)で検討されていましたが、4月19日国会図書館や自民党本部前を通過し、永田町駅へ向かうコースで検討していると発表されました。
https://twitter.com/channelingring/status/1123460119696740354
11月14、15日には大嘗祭の中心儀式・大嘗宮の儀が行われます。
新天皇が新穀を神々に供えて世の安寧や五穀豊穣などを祈る儀式で、
皇居・東御苑に大嘗宮を建てて行います。
なぜパレード等即位の儀を10月にやるのか?
平成の即位のパレードも11月12日に行われました。
一連の儀式のなかで、もっとも重要とされるのだ大嘗祭です。即位後初めて行う新嘗祭という位置づけで、大嘗祭を行わずに退位した天皇が半帝と呼ばれることもありました。
大嘗祭はいつ代替わりしても秋に行なわれます。大嘗祭で天皇は、国の安寧と五穀豊穣を祈ります。国の安寧と五穀豊穣を祈ることではじめて、天皇は本当に即位し、天皇となるのです。
信毎トピックス 5月14日
天皇陛下の皇位継承に伴う重要祭祀「大嘗祭」で使うコメの産地を占う「斎田点定の儀」が13日、皇居・宮中三殿で行われた。亀卜の結果を基に斎田を設ける都道府県は栃木県と京都府に決まった。宮内庁は今後、大嘗祭に向けた準備を本格化させる。 pic.twitter.com/i1T7O1Nwaq— 皆神山すさ (@hananoiwaya1) May 14, 2019
天皇陛下のパレードに関するネットの反応
まとめ
天皇陛下のパレードがなぜ10月に行われるのか。それは、天皇陛下にとって大事な儀式が祈りと関係ありました。安寧を祈ってこその天皇で、血筋だけで天皇になれるわけではないという意味もあるのではないでしょうか。10月22日は祝日になります。パレードを見に行くこともできますね。