テニスはフランスの貴族の遊戯として定着しました。今では、高額な報酬が発生するスポーツです。そんなテニスには『コードバイオレーション』というルールがあります。
コードバイオレーションとはどんな意味があるのでしょうか?事例も紹介します。
=目次=
コードバイオレーションとは意味は?
『コードバイオレーション』とはどんな意味なのでしょうか。
テニスには、「コード・オブ・コンダクト」という選手が守るべき、
スポーツマンシップやマナーに関するルールが設けられています。
これらを違反することを『コードバイオレーション』と呼び、警告、失点、失格の対象
となります。「コード・オブ・コンダクト」には、全部で9個あります。
・理由のなりゲーム遅延
・コーチング
テニスは、試合の合間ならOKだけど、試合中にコーチングすると違反なんですね。知らなかった。
— Yohji (@tag_zx12r) September 11, 2018
・声による淫らな表現
・言葉での侮辱
・身体に対する侮辱
・しぐさによる淫らな表現
あ、そうか!うわー大変だろうなぁ。。RT @zoy3: テニスの主審が、侮辱単語覚えるの大変だって聞いた。RT @atoutit: フランス語は英語に比べると汚い言葉のボキャブラリーが圧倒的らしい。Matrixに出て来るフランス人も「フランス人でよかった、存分に罵れる!」的な…
— atout (@atouut) November 2, 2009
・ボールの乱用
・ラケットまたは用具の乱用
・その他スポーツマンシップに反する行為
テニスのコードバイオレーションの事例
テニスにおけるコードバイオレーションの事例、3例見てみましょう。
錦織選手の場合
2017年全仏オープン3回戦での錦織選手による「ラケット破壊行為」です。
第4セットで格下の韓国選手に追い上げられた錦織選手は、自分のサービスゲームをブレイクされた直後にラケットを激しくコートに叩きつけて折ってしましました。
そんな彼の行為に、主審は「コード・バイオレーション」の警告を与えました。
ラケットを怒りにまかせ破損する行為も禁じられています。
【驚愕】錦織圭がラケット破壊して取られた罰金額が想像以上にヤバかったwwwwwwwwhttps://t.co/IBc01FN5hd pic.twitter.com/G9b1lnhrec
— aniani (@aniani092) June 24, 2017
大坂選手の場合
2019年の全仏オープンでの、2回戦のビクトリア・アザレンカ戦の第3セットです。
両選手のトイレ休憩の際に起こりました。
大坂選手はすぐにコートに戻りましたが、アザレンカ選手は11分近くも姿を見せなかったのです。大坂選手は、コードバイオレーションを気にして、急いで戻ってきました。
急いで着替えようとするあまりに、その間手が震えていたそうです。戻ってきたら彼女がいなかったので、その間を利用して気持ちを落ち着かせ戦略をねっていたそうです。
セリーナ選手の場合
2018年の全米オープンです。
相手は大坂なおみ選手。セリーナ選手は決勝で、自身の陣営からコーチングを受けたとしてコードバイオレーションを告げられました。さらに、激怒してラケットを破壊したため、ポイント・ペナルティーを受けました。
大坂なおみvs セリーナ。
セリーナがゲームペナルティを食らったのは、コーチングをコート外から受けた警告に対する不服を審判に言い続けたところ、まずポイントペナルティとして大阪なおみに入り、そこからヒートアップして不服を言い続けたためゲームペナルティに。セリーナはそれで泣いている。。— moreva (@morevamfinder) September 8, 2018
コードバイオレーションに関するネットの反応
まとめ
コードバイオレーションとはどんな意味なのか調べてみました。コードバイオレーションとは、選手が守るべきスポーツマンシップやマナーに関するルールでした。伝統というイメージがあるような感じですが、コードバイオレーションは試合にも影響をおよぼしますし、プロテニスプレーヤーである以上様々な面に影響が出るということを理解して見ると、またおもしろく見れますね。